「映画製作の予算が少ないとき…」迫力あるシーンを低コストで撮影する手法が話題を呼ぶ
タクシーに飛び乗ってくる女性。さらに走り出した車のすぐ後ろをカメラが追い続ける……。
このような迫力あるシーンはどのように撮影しているのでしょうか。
高価な機材やレール、あるいは最近ならCGにドローン。きっと時間も予算も大きなコストが掛けられていると思うかもしれません。
「低予算の場合」と説明されていた撮影手法をご覧ください。
MoVI M10 - Behind The Scenes - Steady Cam Camera Stabilizer Rig - YouTube
撮影の手法
完成映像
これだけ迫真の映像なのに、実に低コストな撮影。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●きっとこれは低予算の映画撮影ではなく、手ブレ防止機能(ジンバル)の広告なんだ。
↑うぉあ! これ欲しい! 映画の撮影者じゃないけど。
↑一眼レフ(のジンバル)なら500ドルくらい。みんなレッド・デジタル・シネマカメラを使いたがるが、値段は2万ドル(約220万円)くらいにまで跳ね上がる。
●本当に低予算でやりたいときは、手ブレ防止機能を使うより、ニワトリの頭にカメラを固定しろ。
↑すばらしい。もし自分がニワトリを持っていたら試して投稿するんだが。誰かニワトリとGo Proを持ってない?
●まぁ、全ての広告は低予算の映像だよ。
●自分は俳優やスタントの背景など、映画撮影のセットのための仕事に携わっているが、自分にとってはそれは低予算ではないね。
↑カメラを持ちながらローラーブレードを操れるように教えるのは、かなり費用がかかると思う。
●もし本当の低予算映画を知りたいなら「パラノーマル・アクティビティ」を見るといいと思う。予算はたった1万1000ドル(約125万円)だった。
↑Wikipediaによると1万5000ドル(約170万円)だ。
(2007年のアメリカ映画。モキュメンタリーの手法が使われている。タイトルの意味は“超常現象”。 この映画は実話に基づいて作られているが、 家族設定や怪奇現象等、異なる点もいくつかある。 また、実話版パラノーマル・アクティビティも存在する )
●ローラーブレードで撮影している男をさらに撮影している男がいる。
安価で高性能な電動ジンバルが普及したのはごく最近の話で、その前はステディカム、レール、クレーンなど高コストなものを使うのが一般的であるとのことです。
制作費の安いヒット作品が、どんどん出てくる時代になるかもしれませんね。