「銀行の監視カメラの映像を見るたびに…この点を疑問に感じるんだけど」議論を呼んでいた比較画像
上:火星探査機から送られてきた画像
下:銀行の監視カメラの画像
そうです。
最も性能が良くなければいけないはずの監視カメラに限って、いつも映りが悪いイメージなのです。
火星の映像がこれだけ鮮明になった今、なぜ世の中の監視カメラはこうも性能の低いままなのかと議論になっていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●銀行や企業に監視カメラを設置する仕事をしている。
いくつかの銀行は低コストの監視システムを使っているが、それは保険に加入しているのが理由。強盗が去ってから警察に通報すればいい。
それから2016年にチェックしたときには、まだVHSのテープで記録することもOKだった。
↑その通りである。自分も大きな銀行に勤めていたが、DVR(※)は新しい支店と本社のみに設置されていた。その他の支店は24〜72時間のVHSのままだった。壊れるまでね。壊れたら、ようやくネットワーク接続のDVRになった。
(※DVR=デジタル・ビデオ・レコーダー。アナログ方式の防犯カメラや監視カメラの映像をHDDにデジタルデータとして記録、保存する機器の総称。)
↑ねぇ、どこの銀行?……サイエンスのため。
↑これが次の銀行強盗の映画の重要なポイントになって欲しい。エアダクトを這いながら強盗のリーダーが言うんだ。「カメラのことは心配するな、どうせ古いやつだ」とね。
●この話の教訓「火星の銀行は強盗してはいけない」
↑誰が止めるんだよ。マット・デイモンかい?
●高画質だとファイルサイズも大きくなる。24時間録画するには、いいことではない。
↑それに質の良いカメラってのもある。何百万ドルも使ったロボットを火星に送るのに50ドルの安カメラは使わないだろう。
↑録画は長期保存しなくていいし、大したコストじゃないよ。
●まあ、予算がちょっと違うんだろうね。
↑(投稿者)銀行の予算? よし144p(YouTubeの最低画質クオリティ)で行こう。それで十分だ。
●2018年だぞ。ビッグフットやUFOの証拠映像も、なぜ2003年のNokiaの携帯電話で撮ったような画質ばかりなんだ。
↑スマホは暗い条件ではダメなんだ。
●火星から写真は送れるのに、自分の部屋のWifiは動かない。プロバイダーめ。
↑きっと25億ドルくらい払ったら、よいWifiが得られると思うよ。
今どきは安価なスマホでさえ画質が鮮明になってきたことを思うと、監視カメラの性能を時代遅れに感じてしまうのも無理はありませんね。