900年前の金貨24枚とイヤリングがイスラエルで発掘される…十字軍に占領された時代のお宝
The Story Behind the Recently Uncovered Caesarea Coins - YouTube
発見されたのは、青銅製のつぼに入った金貨24枚とイヤリングの片方。
つぼは井戸の側壁にあったことから、当時の所有者がここに隠したものではないかと見られています。
カイサリアは1101年に十字軍に占領され、市民の大半は虐殺か奴隷とされたことから、ここに隠したまま回収できなかったのではないかと専門家は述べています。
(1101年の十字軍 - Wikipedia)
金貨は現地で流通しておらず、当時カエサリアとコンスタンティノープルが貿易関係にあった可能性が示されています。
ちなみに金貨1枚で、当時の一般的な農民の年収に匹敵する価値があったことから、持ち主は富裕層か豪商の可能性が高いとのこと。
この地で起きたことは、ヨーロッパ史でも有数の虐殺・悲劇だったとの表現も使われていました。
現在はエルサレムのイスラエル博物館に展示されているとのことです。