「ゴルフのカップ位置は毎日変えられる…こんな移動のしかただと知ってた?」海外の反応
ゴルフのホールの位置は、基本的に毎日変えるものだそうです。
(目的は変化を付けるためと、同じ場所のままだと荒れやすいため)
しかし、どんな風にして穴の位置を変えているのでしょうか。
その具体的な手法が海外サイトで話題を集めていました。
How a golf course changes holes
新しく穴を開けたい位置にプレートを敷き、T字の器具で体重を掛けてピストン運動。
自転車の空気入れみたいなアクションで、だんだんと掘り下げて……。
忘れちゃいけないのが、古いホール。
さっきの器具で掘り出した土と芝生を、古い方に埋め込みます。
なるほど、こんな風にしてホールカップを移動していたとは。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●こういうハンマータイプの器具は見たことがないな。
見たことがあるのはカッターになっていて体重や力を使うものだ。それには芝生の上のプレートはなかった。
あとホールを変える理由はいくつかある。何度プレイされたかにもよるが、ホールのまわりは日が経つうちに擦れてくる。新しいホールかどうかで難易度も変わってくる。平らなところに置かれたり、少し坂になっているところに配置されたり、よりチャレンジングとなるようにしたい。
●それを見始めたときから、心は繰り返し叫んでいた。「新しいホールの芝生部分を古いホール」に埋め直してくれってね。そうしたらやってくれた。もう究極の満足感を得られた。
↑賢いな、自分はこの後に使うコンクリートミキサーがないかチェックしていた。
↑ゴルフコースで6年間グラウンドキーパー(芝生を整備する人)として働いた。
ゴルフコースの維持には細かいメンテナンスが必要なことを、大半の人は想像もしていない。小さなゴルフコースのグリーンだけでも1人必要である。
グリーンは芝生が短くデリケートで、常に監視していなければならない。正しい水の管理がないとすぐに枯れてしまうし、水が多すぎても病気になる。
さらに通気も大切で致命的になりやすく、ちゃんと誰かが管理しなくてはならない。
↑良いグリーンかどうかで良いゴルフコースかどうかが決まるね。
安いゴルフ場でバンカーもきれいでなく、フェアウェイもちょっとドライでも楽しめるけど、それはグリーンさえきちんとしていればの話。高いゴルフコースでグリーンが荒れていたら、そこには二度と行かない。
↑高いコースはグリーンの質を期待されて当然だしな。
●友人が高級なゴルフコースのグリーンキーパーだった。微生物学の学位を持っていて、クレイジーなほどに給与がよかった。
●今日2つのことを学んだ。1つ目はゴルフコースがホールの位置を変えること。2つ目はどのように変えるか。
●変える主な理由は、日々のコースに変化をつけるためと、ホールの縁をきれいにシャープにしておくため。
●たまに見かける死んだ芝生の部分は前にホールカップだったところ? 丸くなっていたと記憶する。
↑いくつかはそうだよ。数か月経っても前のホールカップがわかるときもある。もちろん土や芝生の状態や季節によるけどね。
芝の状態ひとつでプレイに大きな影響のあるゴルフ。整備スタッフの影の努力によって成り立っているのですね。