橋の上に10代少女が手書きメッセージ…8人の命を救って表彰される
北部サンダーランドにあるウェアモス橋は、人生に絶望して身投げする人が後を絶たない場所。
そのことに胸を痛めた18歳少女が、思いとどまってくれることを願ってメッセージカードを添えることにしました。
「人生をあきらめないで」「後ろに下がって、あなたには価値があるもの」こうしたメッセージの数を橋のいたる所に貼りました。その数は延べ240枚以上。
その結果、少なくとも8人の命を救ったことがわかっています。
TEEN’S SUPPORTIVE “BRIDGE NOTES” HAVE REPORTEDLY SAVED 8 LIVES FROM SUICIDE
この行動を起こしたのはイースト・ダーラム・カレッジに通う女子大生のページ・ハンターさん(18歳)。
川へ飛び込もうとする人々を勇気づけたいと、1枚1枚まごころを込めて書いたそうです。
すると、わかっているだけでも8人が彼女のメッセージを見て飛び降りを思い留まり、彼女に感謝の気持ちを伝えてきたとのこと。
「私がつらかったとき、助けてくれた人がいたおかげで今ここにいると思う。同じように他の人も助けてあげたいと思った」と語っています。
きっと潜在的には、もっと多くの命と生活を救っているのではないかと思います。