「家族みんなに『DNA検査キット』をプレゼントしたら母親がパニックに…」→クリスマスが台無しになる
アメリカのように多人種が住んでいる地域では「DNA検査キット」“AncestryDNA kit”が人気だそうで、自分の先祖がどの地域のどの民族なのか、ある程度はわかるのだとか。
家族にDNA検査キットをプレゼントしたところ……クリスマスが台無しになってしまったと嘆く人物がいました。
TIFU by buying everyone an AncestryDNA kit and ruining Christmas
海外掲示板の投稿者によると、
「年初に“DNA検査キット”がセール価格で販売していたので、ちょうどいいクリスマスプレゼントだと思って6個購入した。
わが家の伝統でクリスマスイブにはプレゼント交換が行われる。このキットを父、母、兄、妹2人に渡した。
みんなでプレゼントを開封すると母親がパニックを起こした。「こういうのは安全ではないし、化学物質が混じっているので子どもたちには受けてほしくない」と言い始めた。なので「これには化学物質は使われていない」と説明した。
それでも母親はあわてていた。「どうせみんな同じ結果なので、ひとりだけが受けたら他は転売してお金を節約しよう」と言い出した。
中略すると、両親は2階でずっとケンカを続けている。
自分たち兄弟姉妹は「いったい誰の父親が違うのかな」と議論している。
クリスマスにとんでもない爆弾が落とされました。
こうしたキットは決して親子関係を決定づける検査ではないそうですが、母親のわかりやすい反応を見たら、疑惑を持つなというほうが無理というものです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●考えられるシナリオ。
ベストケース:ひとりが別の父親の子だった。
悪いケース:全員が他の父親の子だった。
最悪のケース:全員の父親がそれぞれ別だった。
↑ベストケースは誰も他人の子どもではないが、母親が浮気をしていたので自信が持てないためにパニックを起こしたってシナリオ。
↑母親が母親じゃなかったら?
↑もしかしたら全員養子かもだろ。
↑それならずっとケンカを続けないだろ。
●うちでは逆のことが起こったよ。自分は遺伝子検査を受けたことで、いとこが見つかった。父親の弟(叔父)とは疎遠になっていたので知らなかった。そのいとこも同じ検査を受けていたので、僕たちがいとこ同士としてマッチングした。
そのことを父親に言うと「え? カレンがおまえのいとこ?」と言った。「そうだよ」と答えて彼女を見たいと頼んだ。すると父親は「弟に電話しなくては」と言った。
叔父はずっと元妻に浮気されていたので、一番下の娘は実の娘じゃないと信じていたからだ。だが叔父の娘だったことがわかった。
●自分たち兄弟姉妹は「いったい誰の父親が違うのかなと議論している」
これにはクスッとなった。
↑結構いい対応だよな。
↑きっと彼らは大丈夫。
↑そのキットが議論を解き明かす手助けになるんじゃないのか。
●みんなちょっと酩酊した感じで円になって座り「誰なんだ」と議論しているところを想像すると楽しい。
↑そのゲームは「誰が違うんだ」ゲームに発展する危険性がある。
↑母親は「ひとりだけが検査をすればいい」と言ったので、一人だけは実子かも。
●その両親のリアクションを見るに、失敗したのは投稿者ではないな。
↑それは父親にとってベストなギフトだったんじゃないか。
●同じことを自分もしたよ。去年のクリスマスにキットを両親にプレゼントしたんだ。彼らはフランスとチェロキー族を先祖に持つことを誇りに思っている。ところが結果は、彼らは両方とも半分アイルランド人、半分イギリス人だったんだ。うちの父は間違っていると言い張っている。結果を自分は見ていないけどね。
↑最近先祖DNAがアップデートされて50%の人の結果が変わったらしい。もう一度チェックするように言うといいよ。
●80年代90年代に不倫していた連中はこの状況を想像もしてなかったんだな。
●クリスマスは大好きだ。
●ははは、笑えないね。でも似たようなことが起きたよ。
うちの母親が妹2人にこれを買ったんだが、自分には買わなかった。なぜかと聞いたら「妹といっしょだからよ」と答えた。「じゃあ妹も1人だけでいいじゃないか」と言うと、真顔で黙るように言われた。
●いちどDNAテストを受けたらアルツハイマーになる可能性が高いと言われ、それ以来結果を忘れようとしている。
↑きっと本当に忘れるよ。
●自分も買ってみた。すると父親は父親ではなかった。そして姉は半分しか血がつながっていなかった。
精度は何とも言えませんが、恐ろしいものが売られる世の中になったのですね。
ちなみに投稿者によると、まだ誰も検査をしておらず、兄弟姉妹の間で「誰がどうあっても仲良くしていこう」と話し合ったそうです。