「もしもナチスの男がバーでユダヤの男を見かけてしまったら…」というお話
「なぁ、今日はオレから1杯ずつおごりだ。ここにいるお客さん全員にな。ただし、あそこにいるユダヤ人野郎はダメだ」
バーにいる全員にお酒が注がれるのを見ながら、男はその年配のユダヤ人を直視して意地悪そうにニヤニヤしていました。
ところがそのユダヤ人は少しうなずき、暖かい笑顔を返してきたのです。
そんなリアクションが返ってくるとは思いもしなかったので、男は少しムッとなりました。
男は再び口を開き、こう言いました。
「よーし、また全員に2杯目のおごりだ、今度は奮発して上質の酒を提供するよ。ただしあのユダヤ人以外にな」
そしてユダヤ人の方向を見ると、笑顔が崩れるどころか満面の笑みをこちらに向けているではありませんか。
「おいおい、あのユダヤ野郎は頭がイカれてやがるのか?」と、男はバーテンダーに尋ねました。
するとバーテンダーはこう答えました。
「お客様、とんでもございません。あの紳士は私のボスであり、このバーの経営者ですよ」
教訓:この世は稼いだもの勝ちである。
(※ユダヤ人は歴史的に商売上手のイメージがあり、アメリカの大富豪50人の36%がユダヤ人)