ハリーポッターのモデルとして観光客が殺到するポルトガル「レロ書店」…本が売れずに経営難になったので入場料制に
ポルトガル・ポルトの「レロ書店」“Livraria Lello”は、「ハリーポッター」の原作者J・K・ローリングさんがインスピレーションを得た地として知られると、世界中から聖地巡礼に訪れる人々でごった返すようになりました。
ところが本を買う客は少なく、経営難に陥ってしまったのだとか。そのため入場料を徴収することになりました。
Livraria Lello: World’s Most Beautiful Bookstore - YouTube
入場料金は5ユーロ(約620円)。
ネオゴシック調の建物は、世界で最も美しい書店のひとつに数えられています。
J・K・ローリングさんがハリーポッターを執筆する前の数年間はこの地で生活し、かつて2階にあったカフェの常連だったとのことです。
ピークシーズンは1日4000人が訪れ、入場待ちの列ができるほど。
しかしながら、言葉のわからない外国人はあまり本を買わず、本を求める地元民の足は混雑から足が遠いているため、経営難となっていました。
すっかり観光名所となった現状を考えると、入場料制は正しい選択なのかもしれませんね。