手術を受ける留学生が英語を話せないナースから受け取った「メモ」を見て感心する
海外にいるときに最も怖いことの1つは、病気やケガなどで入院すること。言葉が通じるのか、ちゃんとした治療を受けられるのか、不安を覚えることでしょう。
中国でパキスタン人留学生が入院し、手術を受けることになりました。
現地のナースは英語を話せず、代わりに渡されたメモを見て感激したとのことです。
An international student hospitalised in China and the nurse who couldn’t speak English, informed him about his surgery with this note. from r/funny
メモに書かれていたのは、ごくシンプルな英単語+絵による説明。
・今夜22時以降は食事も水もダメ。
・明朝8時に手術が行われること。
見事に情報を伝えることができています。
英語がほとんどわからなくても、こうしたコミュニケーションをとることが可能なのですね。
その絵がやけにリアルなことも含めて、海外掲示板では人気となっていました。
コメントを抜粋してご紹介します。
●状況を知らなければ、そのメモは誰かが水も食事もなく監禁されていて、決まった時間に何らかの理由でその苦痛に終止符が打たれる、という風に解釈できる。
↑それが病院というものだ。
●キッチンナイフではなく、外科用メスを描くべきだった。
↑違いってあったっけ?
↑パンをメスでカットするには長くかかる。
↑キッチンナイフで人を正確に切り刻むのは困難。
↑切り裂きジャックが物申すと思う。
↑中国語ではわからないが、ポーランド語では「ナイフの下へ行く」のような表現があり、手術のときに使われる。
↑英語でも同じく。
●「明日の朝は水も食事もなく、朝8時におまえを食う」
↑ちがうよ、朝8時に屠殺されるんだ。イングリッシュスピーカーは味がしないので漬け込まないといけない。なので遅いランチがちょうどいいタイミング。
●ええと、翻訳が必要な人のために「今晩10以降は食事も水もなしです。そして明日の朝8時に殺されます」
↑やっぱり殺人もきっちり準備されているといいよね。すると予測も立つからね。
↑そうだな。いきなり殺されたり、その10分後に会議があるときに困るからな。
↑「リンダ、来週の水曜日だったジョンソンの殺人予定を今日に早めてくれないか。スケジュールがかち合ってしまったんだ」
↑「それだとケビンの殺人予定とぶつかってしまいます」
●図解法ってのは万人に共通だな……。
●わざわざ血がわかるようにしたってところ。
↑そこが笑えたよ。理解させるために違うペンを使わなくちゃいけなかったんだからね。
↑そうでないとバターナイフに見えるだろ。
↑「夜10時以降は水も食事もダメです。でも朝8時にはバターのごちそうです」
●そのメモはアメリカなら5000ドル(約55万円)請求されたな。
(※アメリカの医療費は異常に高く、細かいことも請求されるため)
↑それも保険が効いてその価格だな。
英語にあまり自信がない場合は、下手に言葉を並べるよりも絵や図があるとわかりやすくなりますね。
もっとも絵心がないと、予想外の誤解が生まれるかもしれませんが。