「タイのお店の看板に、外国人に向けたこんなメッセージが書かれていた…」物議を醸していた写真
「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるように、よその土地へ行ったらそこに合わせるのが筋というものです。
タイのお店の看板に書かれていたメッセージが、海外掲示板のトップトピックスになっていました。
This sign in Thailand from r/pics
「もしあなたがタイ語を話せないなら、私たちの英語について文句を言わないでくださいね。 ラブユー」
ごもっとも!
東南アジアにはマレーシア、シンガポール、フィリピンなど英語が公用語の国もありますが、あくまでタイの公用語はタイ語です。
観光地であれば英語が通じることが多いですが、写真のような都会から離れた場所では、当然のように英語を期待するのは無理があります。
少なくとも英語が流暢ではないことに文句を言われる筋合いはない、と主張したくなる気持ちはわかりますね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●こっちもラブユー。
●観光客が、英語圏ではない国の店員に、まるで英語が堪能かのように話し始めるケースはよく聞く(速くそして長い文で)。いつも疑問に思うのだが、なぜ世界のみんながネイティブのように英語を話すと思えるんだろう?
●日本の寿司屋に行ったら、最近離婚した英語教師が書いたという英語メニューに関して、みんなが批判的に吟味していた。じゃあ君らも日本語のメニューを書いて見せてくれ。
↑無理。
●おい、他国の人々がわれわれの言語を話してくれるのに文句を言っちゃいけない。
自分が知っているものではない全く違う新しいものでコミュニケーションを量ろうとしているのだから。もし自分が外国にいて、どんなに下手でも英語で話しかけてきてくれたら、その人は天使だよ。なぜなら彼らが話す英語は絶対に自分が彼らの言語を話すよりも上手だからね。だから誰の言語のスキルに文句は言わない。
ただし、ネイティブスピーカーがライブラリーのかわりにライベリーだの言いだすのは別だ。自分たちまでひどく見えるからやめてほしい。
●たしかに英語が得意じゃないようだ。だってFxxx youのつづりを間違っている。
●オーストリア(公用語はドイツ語 )のバーで働いているけど自分はドイツ語が話せない。ほとんどのお客さんは英語を話す。だけどドイツ語を話す人が来て、僕が「ごめんなさいドイツ語が話せません」と言うと怒る。でもそれは理解はできる。
↑同僚相手に練習するといいよ! ポーランド人男性にオランダ語を教えているんだけど半年で基本を学んで電話で注文を取れるまでになった。まだ書くことはできないけど話すことは日々上達している。
●いったい誰がタイまで行って、英語を話してもらえないと文句言うんだよ。
↑驚きだよね。以前レストランで女性がテイクアウトを依頼して、その詰め方が自分のやり方と違うと文句を言ってるのを見た。
●ここ数年、下手な英語や発音に文句をつける人を見たら、「おーまいがっ、あなたは何か国語話せるのですか」と言ってやる。
答えは毎回1だよ。
●自分は英語がまあまあわかるので頻繁にはないけど、それでも発音をミスって相手が丁寧ではない直し方をしてきたら、たいていこう言う。「ええと、ここからの会話はフランス語にしましょうか?」
↑ああ、同じ。たまにはちょっとした間違いをする。そして学べるので誰かが訂正してくれることは嬉しい。でもバカにされると他の言語で会話を勧めましょうかと言う。きっと彼らは私にスペイン語を話してほしいんだなとね。
●ベルギーへ行ったときのこと。パブへ飲み行き、フランスを話す場所にいたので、フランス語を使うべきだと思った。そこでウェイトレスを呼んで一生懸命フランス語で話してみた。すると彼女はとても丁寧にそれをさえぎって、英語が話せると言った。きっと我々のフランス語があまりにひどくて遮ったんだろうなと思っている。
↑その体験はドイツでは多い。ドイツ語で試すと全て英語で返される。もうあそこの若者はほぼ全員英語を堪能に話す。わかったよ、でもしゃべらせてくれよ。
↑ドイツ南部の田舎に1年ほど住んだ。なぜかこの町では英語よりロシア語を話す人の方が多い。
●大英帝国はそこまで植民政策はしていない。なので新しい言語を覚えよう。
リスニングが苦手な日本人にとっては、英語をネイティブのスピードで話されると辛いものがありますね。
外国人向け日本旅行ガイドには、筆談を推奨してもいいのではと思います。