「半個室のオフィスで働いてる人、どうやって忙しいフリをしてる?」適度なサボりのテクニックいろいろ
キュービクル“cubicle”とはパーティションで仕切られた半個室のことで、IT系や外資系のオフィスではよく見かけるスタイルです。
何をしているか完全には見えないけど、明らかにサボっているとバレてしまう……。そんな環境下で、海外の従業員はどんな風にサボっているのでしょうか。
「9時から17時までキュービクル・オフィスで働く人たちへ、どうやって忙しいフリをしていますか?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
Redditors with a 9-5 job in a cubicle, how do you pretend to stay busy at work?
●ジョージ・コスタンザ(※)のメソッド:「自分はいつもイライラ/迷惑そうにしているように見せる。イライラしていると人は忙しいと思ってくれる」
(※アメリカの人気コメディドラマ「となりのサインフェルド」のキャラクター)
●マウスをクリックしたりスクロールしたりを定期的にやる。するとまるで書類を読んでいるかのように聞こえる。たまにワードを開けて、でたらめにタイピングしてその音を出したりする。誰かが通り過ぎるときは額をなでてストレスいっぱいのフリをする。
↑まって、実際には働いているの? あるいはどこかにいるだけで賃金がもらえるの?
↑ごちそうか飢餓かという感じなんだ。忙しいときと暇ときがある。そして暇な期間にエクセルでマクロを書いて仕事が速くできるように改善している。それがさらに仕事を暇にしている。マクロが仕事を速くしてくれるからね。
↑自分も全くいっしょ。日によってはずっと仕事に追われる。日によっては何もすることがない。そんなときは釣りゲームをしている。
↑そういう環境はイヤだな。仕事を効率化して楽にすることができる。言い換えればもっと働けるということだが、目に見える昇進がなければもっと仕事をしたくはない。
仕事は終わっているときは、こっそり半日で帰りたいと思っている。8時間フルタイムなんかクソくらえだ。
↑全ては見た目だよ。効率よく働いて8時間で会社から去るのと、非効率なやつが9時間残ってやるのでは、非効率なやつのほうが一生懸命働いているように見える。
●これはつらい。仕事をしているフリは仕事をするより疲れる。だけど誰かを待っていて何もすることがないと、そこに座っていながら忙しいフリが必要になる。本当にげっそりするよ。
●自分はもうフリはしない。みんな仕事を3時間引き延ばして8時間にしている。だが誰も金のガチョウを殺そうとはしない。
●自分はほとんどの時間を掲示板を見たり、スマホでゲームをしている。だが仕事が来ると効率よく正確に終わらせている。
↑仕事の時間を減らすと全体では生産性が上がるとの研究結果がある。一度に3時間以上の集中は困難なんだ。
●上司の席からは、姿勢よく座ると2つ目のモニターの左下4分の1は見えない。自分はこのコーナーのために生きている。オンラインゲーム、掲示板、Youtubeなど。全てがそのコーナーに存在している。でも上司に見えるのはその周りの仕事である。それに正しい姿勢で座るのもいい。
ちなみにこのコメントもそのコーナーから送った。
●アプリを使って掲示板がアウトルックに見えるようにした。誰も自分が見ているとは知らない。
↑どのアプリ!?
↑“ MSOutlookit 2013”
↑これは思い切り自分の人生を向上させるか、台無しにするかである。
●忙しいフリはしない。自分が暇なのを同僚も知っている。ここで働いて5か月だが、ほぼ何もしていない。5つのプロジェクトがあったが、1つにつき2日くらいで終わった。もっと仕事を頼んだが、みんな忙しくて僕に仕事を与えている暇もない。なのでオープンに掲示板、ツイッター、インターネットを見ている。それを誰も全く気にしないようだ。すばらしいかのように聞こえるかもしれないが、1日に8時間も掲示板を見るのはそれほど楽しいことではない。
●読みたい本をダウンロードしてPDFで読んでいる。自分のPCの画面の半分は仕事で半分は読書。
↑私はその方法で80〜90冊くらい1年間に読んだ。受付業務。
●スクリーンを見つめていることに疲れると、書類を持って、まるで署名をしなければいけないかのフリをして歩き回る。
海外でも大勢の人が仕事をしているフリをしていました。
その方法も千差万別で、仕事の在り方を少し考えるほどではあります。