古代の超巨大ザメ『メガロドン』が滅びた理由に新説…「あの生き物」との生存競争に負けた
ホホジロザメの数倍の巨体を持つ古代サメ「メガロドン」は、数百万年前に絶滅したと考えられていますが、その理由については諸説あり、はっきりしたことが分かっていません。
チャールストン大学の研究チームが、絶滅理由はある生物によるものだと学術論文をPeerJ誌に掲載しました。
Prehistoric Megalodon Shark May Have Been Killed Off by Great White
チャールストン大学の研究チームによると、化石を正確に分析し直した結果、これまで260万年前に絶滅したと考えられてきましたが、100万年早い360万年前には絶滅したとのことです。
そして研究チームがメガロドンを絶滅に追いやったと考えているのは、ホホジロザメ。
ホホジロザメの3倍のサイズのメガロドンが直接戦いに負けたわけではなく、より機敏に泳ぐホホジロザメにエサを奪われ餓死した可能性が高いと結論付けています。
(※浮袋を持たないサメ類は巨大化するほど遅くなる)