オーストラリア西部の海岸で、金属探知機を使うドキュメンタリードラマを制作していたところ、探知機が反応しました。
掘り起こしてみると、なんと中国の明王朝時代の仏像が出てきたとのことです。
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製作していたのは、ナポレオン時代のフランス人がオーストラリアに探検隊を派遣したエピソードの再現ドラマ。
当時の調査器具を探す場面のリハーサルをしていたところ、金属探知機が反応し、掘り返してみることにしました。
すると状態のいい青銅製の仏像が出てきたのです。
スタッフが、1kg以上ある銅像を鑑定に出したところ、中国の明王朝(1368〜1644年)時代の誕生仏(お釈迦様が生まれたときの姿をかたどった立像)の可能性が高いことが判明しました。
その場合は、ヨーロッパ人がオーストラリア大陸に足を踏み入れるより以前に、中国人がこの地に来ていた可能性も出てくるとのことで、歴史に影響を与える発見となるかもしれません。
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