ロシアW杯が終わって半年…スタジアムが廃墟になるどころかサッカー人気が過熱する
近年の五輪やW杯などの大きなスポーツイベントは、大会後に会場施設が活用されず廃墟になることも多く、大きな負担を生み出しています。
サッカーの聖地で開催されたブラジルW杯(2014年)でも同様のことが起きたのですが、ロシアW杯(2018年)はそうした例には当てはまらないかもしれません。
半年が過ぎた今、多くのスタジアムの動員数が激増しているとのことです。
ロシアW杯では、インフラ設備に100億ドル(約1兆1200億円)が投じられ、7つの都市に新スタジアムが建てられました。
1部リーグの動員数は昨年12月は前年比30%の増加となり、2部リーグのチームも大幅に伸びています。
W杯後に大半のスタジアムの維持費が賄えなくなると予想されていただけに、うれしい誤算となっているのだとか。ただし一部リーグのない場所に建ててしまったスタジアムについては、今後の維持が課題になっているそうです。
他のヨーロッパの国と比べるとサッカー人気が相対的に低いと言われていたロシアですが、W杯をきっかけにサッカー文化が根付くのかもしれません。
(参照:サッカーの聖地まで…リオ五輪からわずか半年、会場の多くが廃墟に)