ベトナムのスーパーがビニールの使用を減らすために考えた方法
世界的にビニールやプラスチックを減らそうという動きが強まっています。
コンビニやスーパーではレジ袋の有料化などの工夫をしていますが、消費者としては少し不便も感じるところ。
ベトナムのスーパーが「もっと進んだ方法」を使い始めたと、海外掲示板で人気を呼んでいました。
Vietnamese supermarkets go back to leaves, leaving plastic bags from r/worldnews
おお、葉っぱにくるんでいる!
もちろん全てに適用できるわけではありませんが、このスーパーでは野菜などを包むビニールの代わりにバナナの葉を活用することにしたそうです。
ベトナムは海に捨てられるプラスチックゴミの多さが世界4位。スーパーマーケットチェーンの代表は今後チェーン全体に広げる予定だと語っています。
世界の海洋汚染は深刻化しており、最近の研究では全てのウミガメの体内からマイクロプラスチック(微小プラスチック粒子)が検出されたとの結果が出ています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●エコだ。
●良い動きである。
●子ども頃、農場のマーケットに行くと、多くの長い野菜は全てアシでくくられていた。そしてベビーポテトやニンニクのような小さな野菜は直接おじいちゃんのわら製の買い物かごに入れられていた。ほぼ何のプラスチックも使われていなかった。いい時代だったと思うよ。
↑ビニール袋の普及には失望したよ。
↑転売屋が農家のマーケットを乗っ取っているからだ。卸売りで商品を買い、転売しているせいだ。
↑食品安全基準の問題もあるね。例えば行商人がチーズを紙に包んで売ったりはできない。食品を扱うルールとしてラップで包み、さらにビニール袋に入れなければならない。
↑バンクーバー(カナダ)に引っ越したが、肉がビニールで包装されているのを見てびっくりした。
↑もう野菜は直接買い物かごへ。家に帰ったときにすすぐだけにしよう。
●いつもプラスチックにとって代わるものは何かと考えているよ。
●間違いなくベトナムはプラスチックであふれかえる国のひとつだね。
↑タイもだよ。うちのスーパーマーケットもバナナの葉にに替わるといいんだけどなぁ。
●今はホーチミンに住んでいる。我々はインドネシアほど悪いわけではない。
●いつか誰かが木の遺伝子操作をして、葉っぱが成長するときはスーパーの袋の形になるところが見たい。
あふれかえるプラスチックやビニールの山に対し、少しずつ改善の動きも出てきたということでしょうか。