「カウボーイが、よそ者に冷たい街のバーで飲んだら…」というお話
とあるカウボーイがとある町へやってきて、一杯飲むために酒場に寄りました。
残念ながらその地域は、よそ者をからかうところがありました。
カウボーイが飲み終わると、自分の馬が盗まれていることに気づいたのです。
A cowboy rode into town and stopped at a saloon for a drink.
男はバーに戻ってくると、器用に銃を放り上げて頭の上でキャッチし、見上げることもなく天井に向けて撃ちました。
「この中の誰が、こそこそとオレの馬の盗んだんだ?」
驚くほど大きな声で怒鳴りました。
誰も答えませんでした。
「よし。オレはもう一杯ビールを飲む。もしこれを飲み終えるまでに馬が戻っていなかったら、テキサスでやったのと同じ事をするからな。テキサスでやったことはここではしたくないんだがな」
店内にいた人々はあわてて動き始めました。そして男は言った通りにもう一杯のビールを飲んでから外に出ました。
馬はちゃんと元のところに繋がっていました。鞍を付けて町を出ていこうとすると、バーテンダーが出てきて尋ねました。
「行く前に聞きたいんだが、テキサスでは何が起きたんだい?」
カウボーイはこう答えました。
「歩いて家まで帰らなくちゃならなかった」
教訓:物は言いよう。