2019年04月21日 22:29

「これは刑務所で没収された『懐中電灯』だそうだ…」

 

刑務所から没収された懐中電灯
刑務所では厳しく所有物が制限されているので、何かをこっそり持ち込んだり、有り合わせの物で作る囚人がいるとのことです。

とある刑務所で没収された「懐中電灯」が海外掲示板で話題になっていました。

A flashlight confiscated from a prison inmate from r/interestingasfuck

おお、がんばってる!

限られた材料で作っているだけに、小学校の理科の実験で扱う工作キットみたいな風情があります。

懐中電灯というよりミニ電気スタンドみたいな形状ですが、ちゃんとスイッチらしきギミックもありますね。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●きっとこれを作った男は夜に読書していたんだな。そんなことはさせられない!

↑夜に読書し始めたら何なんだ? 刑務所は人々のリハビリをするところではないのかい。

↑彼らはアイデアを思いつき、考え始めるんだ。

●こういう刑務所から没収されたものばかりのスレがあるべき。

●おい、ピクサーのランプは本当に日の目を見てるな。

●鋭利な金属のものを没収するなら理解できるが、なぜ懐中電灯を取り上げるんだ?
夜に読書に使うのがせいぜいで、刑務所を脱出するために使っていたのではないだろう。

↑取り上げる理由は武器になるかどうかではなく、彼らが持っていてはいけないものかどうかである。

●かわいいから返してやるべき。

●メンタルや行動に問題のある児童のケアをする仕事をしている。
お気に入りの子どもの1人は、盗んだワイヤーや電池からクレイジーな仕掛けを作っていた。彼は一度、LEDライトにUSBをくっつけたものを私の車のために作ってくれた。車内の照明が壊れていたからね。彼は11歳だった。

↑祖母から聞いた話を思い出した。
祖母は70年代に施錠された精神病棟で働いていたが、彼女のオフィスには壊れて放置された古い金属のメカニカル・タイプライターがあった。中を見たことのない人に言っておくと、非常に複雑なパーツで組み上げられている。
ある日、彼女が会議中に呼び出された。30代の統合失調症の男性患者がオフィスにバリケードを作って閉じこもったからである。ようやく中に入れたときに、彼は祖母にタイプライターを直したと言って紙を入れてタイピングして見せた。彼はタイプライターを分解して直していたのだ。教育をほとんど受けておらず、何の専門的な資格も持っていなかった。

↑何てクールなストーリーなんだ。

↑行動的な問題のある子は、頭が良すぎて退屈していたり、コミュニケーション不足が理由だったりする。
コミュニケーションに問題を抱える子どもを担当しているけど、ある日、重い言語障害の子がやってきた。
彼は言葉をどうつなげていいのか全く知らなかった。動詞も使えず、話しかけられると混乱した。基本的な言語テストでも1%未満のスコアだった。
彼を教育心理学へ送り、言語以外のスキルを調べると99%のスコアが付いた。
彼は知能とコミュニケーションスキルに極端な差があるため常に欲求不満だったに違いない。
6年ほどのウィークリーセラピーを受け、毎日ほんの小さな課題をこなすだけで解決した。ハッピーエンドである。
もし彼が知能的な身体障害者として診断されていたら、彼の人生はどうなっていただろうと想像もできない。


刑務所に服役中は時間を持て余すため、いろいろと考えるのかもしれません。

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