地面に「HELP」…獰猛なワニがいる地域で遭難した男女が救出される
オーストラリア北部で車で釣りに出かけた男女が、泥にはまってしまい身動きが取れなくなりました。
獰猛なワニがいる場所で一晩を過ごした2人は、砂の上に大きく「HELP」と描いて救助を待ち、無事に救助されたとのことです。
Couple rescued in Keep River National Park
(Photo:Western Australia Police Force)
キープリバー国立公園で釣りを楽しんでいたコレン・ヌルギットさん(20歳・男性)とシャンテル・ジョンソンさん(18歳・女性)は、車が泥にはまってしまい、その場で一夜を明かしました。
周辺には人を襲うイリエワニの足跡があり、夜になれば水位が上がって流されるかもしれないと、一睡もできずに震えながら夜を過ごしたそうです。
一刻も早く救助に見つけてもらおうと、たき火を焚き、午前4時頃には砂の上に「HELP」の文字を描きました。
すると航空機で捜索していた警察がそれを発見。行方不明になってから26時間後のことでした。夜になっても帰ってこない2人を心配したジョンソンさんの母親が警察に通報を入れていたのです。
警察は「彼らが車に留まった事」「家族に行先と帰宅予定時間を告げていたこと」が救助に繋がったと2人を称賛しています。
Couple rescued from Australia outback after writing "help" in mud https://t.co/uclUm3ViJ4 pic.twitter.com/JjmwY2c2Hb
— wil (@frostnix) 2019年4月17日