2019年04月23日 12:47

荒れた土地に200万本の木の苗を植えて森林を復活させたカップル…18年間のビフォー&アフター写真

 

森をよみがえらせたカップル00
人口が増えるとともに自然破壊が進んでいきます。

ブラジルの森林伐採が深刻化する中で、荒れ果てた土地に200万本の木の苗を植えたカップルがいました。

A couple decided to rebuild their deserted piece of land of 600 hectares in Aimores, Brazil. They planted more than 2 million tree saplings. As a result, the site has 293 plant species, 172 bird species and 33 animal species, some of which were on the verge of extinction. Took 18 years. from r/interestingasfuck

荒野が森になっている!

18年かけてジャングルが復活したのだそうです。

植物は293種類に増え、32種の鳥や33種類の動物も生息するようになったのだとか。その中には絶滅危機種も含まれているとのことです。

自然を壊す人がいる一方で、なんとか回復しようと努力を続けている人もいるのです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●完全にジャングルを作り直したんだ。

●2025年の人々「あれを見て……あんなにたくさんの木を伐採して、森のど真ん中に家を建てている、なんて自己中心的なんだ」

●これぞ成長投資と呼びたい。

●6055837番目のグルーガンやレジンのライフハックではなく、こういうのが我々に必要なDIYである。

↑これを見て自分も木を植えたくなった。

↑じゃあ木を植えてきて。

●こうした人々がもっと必要。

↑自分から始めれば、みんなも始める。

↑あなたが選ばれた人です。

●これは単なるブラジルのカップルではない。もっとも才能のあるモノクロ写真のレポーターフォトグラファーである。彼の成し遂げたことについてのドキュメンタリーもある。


●1990年初期にブラジル人のフォトジャーナリストのセバスチャオ・レベイロ・サルガド氏は、ルワンダの大規模虐殺をカバーするためにルワンダに駐在していた。
現地の悲惨な体験は彼のトラウマになった。生まれ育った土地の青々とした森を見れば癒しになると思い、1994年に重い気持ちで自分のホームタウンであるミナスジェライスへ帰ってきた。
ところが森があったはずの場所は、ホコリの舞う何マイルも続く荒野に成り果てていた。美しかったホームタウンは激しい森林開拓のえじきとなり、野生生物がいない状態となっていた。
全てが打ちのめされた。後にガーディアン紙のインタビューで彼は「土地は僕と同じくらい病んでいました。木は土地の0.5%しかありませんでした」と述べている。
彼は粉々になった。サルガド氏の妻はこの森を再現したがった。そして不可能と思えるリクエストをした。
サルガド氏も同意し、2人はそのミッションにとりかかった。サルガド氏は放棄された牧場を両親から買い、ネットワークでボランティアやスポンサーを募り、マンモス・プロジェクトと称した。
1998年に団体を設立し、それ以来、森を戻すために働きつづけた。
・ソース
Brazilian Couple Created 1,502-Acre Forest In 20 Years, Which Houses 500+ Endangered Plant & Animal Species

・そのドキュメンタリー映像。

The Salt of the Earth - Official Trailer - YouTube

↑これは心が温まった。それに携わった人々もみんなすばらしい。

●これは有名な写真家セバスチャオ・サルガド氏?
アマゾン・ジャングルのゴールドラッシュ時の彼の写真。
sebastiao salgado serra pelada - Google 検索


悲惨な現場を見たからこそ、自然を大事にする気持ちが強くなったのかもしれません。森を復活させたことも偉業ですが、力強い写真を残していますね。

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