「パブでドイツ人が『ナイフとフォーク』を尋ねてきた…これから私もそう呼ぶことにする」
食卓用のナイフ、フォーク、スプーンなどを、英語ではまとめて「カトラリー」“cutlery”と言います。
英語が難しいのは日本人だけではなく、他の母国語の人々も同様に苦労するようです。
イギリスのパブを訪れたドイツ人が、カトラリーが言えずに別の言葉で言い替えたところ……とてもユニークな表現になったそうです。
Classic German from r/WhitePeopleTwitter
「ドイツ人がパブに来て、カトラリーを尋ねようとして、こう言った。
『フード・ウェポンが必要なんだ』
私はもう、これからそれ以外で呼ばないことに決めたわ」
ナイフやフォークを必死に連想した結果、出てきた言葉がフード・ウェポン(武器)だったのでしょう。
ある意味わかりやすい工夫ですが、普段どんな風に使っているのか怖くなりますね……。
外国人だからこそ出る斬新な表現であると、人気を呼んでいました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ドイツ語は難しい言語だと知っているが、それにしても……。
↑全然関係ないけれど、自分はフロリダ出身の黒人でDNAテストをしたんだ。
すると自分のルーツのほとんどがカメルーンからだったのはクールだった。だが驚いたことに23%はウェールズ・イングランドで、さらにもっと混乱したのは3%がドイツの血が入っていたこと。
(※元ツイートのパブの女性はウェールズ在住)
わずかとは言え、自分の血に含まれているとは思わなかった。たとえばわずかなアメリカ先住民の血が入っていても不思議はない。だがそれは全くなく、さらにサルデーニャ(※地中海に浮かぶイタリアの島)の血も奇妙だった。それはアフリカの北部が近いから?
あとからウェールズにいるはとこなどに連絡してみて返事をもらったら、親切な女性が彼女の父方がつながっていると教えてくれた。
↑ドイツ帝国はカメルーンを植民地にしていて、第一次世界大戦のときに解放された。なので第一次世界大戦までに植民地化していたドイツ人の先祖がいるのだと思う。
●ドイツ人の自分は、カトラリーをググる必要があった。
↑単にフード・ウェポンのおしゃれな言い方なだけだよ。
↑自分はいつもフード・ツールと呼んでるが、妻がいやがっている。
●とりあえず間違ってはいない……。
●ステーキとのバトルでゲルマン魂が発揮されるんだ。
↑フードの剣を取ってくれ。
●ちょっと寒いのて「手の靴」を貸してくれないか。
(※ドイツ語で手袋のこと)
●そうなると彼はトイレットペーパーは何て呼ぶんだろうな。
↑排泄物チケット。
ドイツ語ではそういう言い方をするわけではなく、この男性が即席で作った言葉だとのことです。表現は面白くても通じているのだから立派なものですね。