民間療法を信じてマーモットの生の腎臓を食べたモンゴルの夫婦、ペストに感染して死亡
Mongolian Couple Died of Plague After Eating Raw Marmot
モンゴルでは、マーモットの生の腎臓は健康に良いとされる民間療法があり、夫婦はそれを信じて食べたそうです。
モンゴル当局は、夫婦と接触を持った市民や旅行者を隔離する措置を取っています。
ペストは昔の病気のイメージが強いかもしれませんが、近年は感染者が急増しており、WHO(世界保健機関)によると、この20年の感染者はおよそ50万人ほど。
オセアニアを除く全大陸で確認されていますが、最も多い地域はアフリカ大陸。
WHOは、感染の可能性が高い地域に滞在する際には、抗菌薬(テトラサイクリン、ドキシサイクリン、ST合剤)の予防投与を勧めています。