「3人の男が目を覚ますと地獄の入り口に立っていた…」というお話
Three men go to hell and they’re pissed
そこへ突然サタンが現れました。
「その通りだ、方法はある。もし10回のムチ打ちに耐えられたらなら、ここから立ち去ることを許そう。ついでに何か1つだけ背中を守るものを好きに選ばせてやろう」
男たちは歓声をあげました。それほど難しくないと考えたのです。
1人目の男が前に出て周りを見渡し、とてもどっしりした石を選び、それで背中を覆って「準備完了」と言いました。
サタンはムチを振り上げ、叫びました。
「1回!」ピシッ
石はあっけなく2つに割れました。
「なんてこった……私はあきらめてここにいます」
サタンはニヤッと笑って言いました。
「次は誰だ?」
2人目の男が前に立ちました。ところが背中には何の保護もしていませんでした。
「そのままで本当にいいのか?」
「私は心身ともに苦痛を感じない訓練してきたので、必要ありません」
「どうでもよい」とサタンは言い、腕を振り上げ叫びました。
「1回!」ピシッ
男はぴくっと動き、痛みがあったのは明らかでしたが、そのままじっとしていました。
サタンはいら立ちながら再び腕を振り上げて叫びました。
「2回!」ピシッ
今度はピクリともせずに立っていました。そしてそのまま10回まで耐え抜いたのです。
男は立ち上がり、ふらふらになりながら喜びました。
サタンは怒りの表情で言いました。
「どうでもいいが、よくやった。よし次は3番目の奴、お前は何を選ぶのだ」
3番目の男は周りを見渡し、自分の選んだものに目をやって言いました。
「2番目の男をお願いします」
教訓:利用できるものは何でも利用しよう。