「1922年のヘリコプターは…こんなに恐ろしい乗り物だった」
ヘリコプターが今のような動力で人を乗せ、15秒間の浮上に成功したのが1901年。
最初に安定飛行した機体は1937年(ドイツ製のフォッケウルフ Fw61)だそうです。
1922年の試作機の飛行映像が、かなり危なっかしいと海外掲示板で話題を集めていました。
Helicopter prototype from 1922
これは危ない……。
4枚のプロペラを重ねたヘリコプターが、ふらふらとあちこちに蛇行しています。
New Era In Flying (1922) - YouTube
操縦士も命がけですが、ギャラリーも怖くないのでしょうか。人類が空を飛ぶことに、どれだけ情熱をかけていたのか伝わってきますね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●その人々が立っている場所が、プロトタイプ・ヘリコプターに近すぎる。ヘリコプターが傾いて巻き込み事故が起こる寸前じゃないか。
●そんな初期に割と操縦できているのが興味深いと思った。
↑発明家たちはよく回転斜板を思いついたものだな。Wikipediaによると、ヘリコプター開発の初期からあったそうだ。感心した。
●「1枚のプロペラでうまく行った、4枚ならもっとうまく行くに違いない」
↑実際の理由は、大きな長さの翼を作るための素材がなかった。あまりに弱かったんだ。だから短いものを何枚も重ねたんだ。複葉機ができたのも同じ理由。
●これが自分が生まれるたった62年前というのが信じられない。自分は35歳だ。
●待て、第二次世界大戦でヘリコプターを使ってなかったか? その時代から20年くらいの話だというのに。
●近くにいる人たちは勇気がありすぎるだろう。
●このときから100年もたってないんだ。あと97年したら、いったい何ができるんだ。
この時代の発展速度は目を見張るものがありますね。100年後はどうなっているのでしょうか。