アメリカの大富豪「君たち卒業生の学生ローンを全額払うよ!」→学生たちは拍手喝采
アメリカでは大学費用を親が負担するのは少数派で、学生ローンの平均借入額は年々上昇し、現在は平均400万円を超えています。
そのため多くの大卒者がローン地獄に苦しんでいるのが現状ですが、モアハウス大学の卒業式で学生たちを歓喜させるサプライズがありました。
大富豪のロバート・スミス氏が卒業スピーチで、学生ローンを全額肩代わりすると宣言したのです。
Graduation speaker pledges to pay students' debt - YouTube
モアハウス大学の卒業式スピーチをするロバート・スミス氏。
「この国で生きてきた私の一族8世代を代表し、みんなに少し燃料を注入する。学生ローンを取り除くための助成金を設立しようと思うんだ。全員がアメリカンドリームをつかむチャンスを与えられるようにね」
卒業生は全部で396人。最大4000万ドル(約44億円)の学生ローンを肩代わりすることになるそうです。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの母校でもあるモアハウス大学は在籍者の99%が黒人。1867年の設立当初は黒人男子のみでしたが、現在は人種は問わないそうです。
ロバート・スミス氏は投資会社ビスタ・エクイティ・パートナーズの創設者で、フォーブス紙によるとアメリカで最も資産の多い黒人だとのことです。