「インターネットで質問したときに最良の回答を得る方法」
インターネット上には親切な人ばかりがいるとは限らないので、安直な質問を投げたところで、誰も答えてくれないことのほうが多いかもしれません。
そんなとき、簡単に答えてもらう方法があるのだとか。
どんな方法なのかご紹介します。
「まず、アカウントを複数作る。そして質問を投げる。別のアカウントからすぐに間違った回答を書く。いきなり5〜10個の質の高い回答が得られる。
バカな質問に答えるのが嫌な人々でも、間違っていると思うことを正すのは大好きなのである」
なるほど!
答える価値もないと感じる質問でも、間違った回答を見たら放っておけないのが人間心理とのことです。
確かに説得力を感じますね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●なんて賢いんだ!
●以下もテスト検証された戦略的な手法として載っていたもの。
「Linuxのトラブルで質問しても誰も答えてくれないことがわかった。例えば『本文からファイルの見つけ方が複雑でわからなかった』と聞いても、自力では難しいのにマニュアルを読めとの返事しか来ない。
そこでどうしかたというと、こんな風に記述する。『Linuxは最低だ、ファイルがWindowsに比べて簡単に見つからない』すると、いろんな見つけ方の例が殺到した。単に彼らがLinuxがWindowsより良いと証明したいだけのために」
●ソーシャルエンジニアリングの手法に近いものがあるね。
知らない人に「お名前は?」と尋ねると相手は怪しいと思い、答えることを拒否する。しかし「あなたはテッドでしょ?」と尋ねると、正しい本名を名乗ってくれる可能性が高くなる。似た様なテクニックが詐欺にも使われている。
●もしかしてここの全てのコメントは同じ人?
↑ここどころか君以外の人はみんなボットだよ。
↑それは重要ない質問だ。
↑そして正しい回答を得ている。
●それは「カニンガムの法則」と呼ばれていると思う。
(「インターネット上で正しい答えを得る最良の方法は質問することではなく、間違ってる答えを書くことである」という法則:カニンガムの法則 - Wikimedia)
感心はするものの荒れる元でもあるので、取り扱いには注意が必要ですね。