「今後10年でロボットが2000万人の仕事を奪い、格差は拡大する」海外の反応
20世紀の時代から、製造業の仕事がロボットに取って替わられてきましたが、テクノロジーやAIの進歩により、この傾向に拍車がかかるようです。
2030年までに、世界の工場労働者の2000万人の仕事が、ロボットによって奪われるとの報告が発表されました。
Robots 'to replace up to 20 million factory jobs' by 2030
グローバル予測・定量分析会社オックスフォード・エコノミクスの調査報告によると、これからの10年間で2000万人分の仕事がロボットに奪われる見込みです。
世界の工場労働者の8.5%に当たります。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●農業の自動化については触れられていないが、それも起こっている。
↑(投稿者)その通り。雑草スプレーや除草ロボットを見たよ。いずれ種まきから収穫まですべてロボットになる日も来る。祖父の代には40人を雇用して農業をしていたが、今は3人しか雇っていない。もうすぐそれも0になると思う。
↑農業の労働人口率は79%だったのが、今では3%だ。すでに95%の農業職が失われた。なぜあと5%のことなんか気にするんだ。
●工場の作業だけではない。配達トラック、無人レジなどもやってくる。
↑無人レジはすでに存在する。アマゾンもそうだろ?
↑ただしそれはロボットではなく、企業が仕事を客に押し付けているだけだ。
●コールセンターで働いている。Google Duplexがもうすぐ我々の仕事を消してしまうこともよくわかっている。
●きっと乗り物の自動化や、工場の手作業のオートメーション化を想像してると思うけど、もっと全面的に変化するよ。
実際のロボットはボディがあるものだけではなく、中間層マネージメントの書類やらデータプロセスなど、今までできないと思われていた仕事にも向かってくる。
●究極には製造業はお金を持っている消費者に買ってもらわなくてはいけない。
そしてそのお金はほとんどの人にとっては仕事をすることで入ってくる。仕事がなくなれば、買う消費者もいなくなる。
●なぜみんなショックを受けているんだ。過去にも産業革命が起こっただろう。
●では2000万人が仕事を失うということ? 彼らはどうしたらいいの?
↑みんなソフトウェアエンジニアになってロボットのエキスパートになるんだ。
↑世界中で2000万人。だが調査では自動化により、減った分と同じだけ仕事が増えると示唆されている。
↑それについては自分は疑わしいと思う。
●医者も安全とは言えない。
↑医者が入れ替わったら、他の仕事も全て入れ替わってるな。
チャップリンの映画「モダン・タイムス」の時代にも語られたテーマではあるので、最終的にはサービス業などの比率が上がっていくだけと言った意見もありました。
少なくとも変革期の混乱は起きると思われるので、準備しておきたいところですね。