「ベルギーを歴史的な観点から説明すると…」ヨーロッパの人々に賛同されていた画像
日本では、ワッフルやチョコレートがおいしい国だとか、サッカーが強い国といった意見が多いかもしれませんね。
ベルギーを歴史的な観点から説明した画像が、海外掲示板で人気を集めていました。
ヨーロッパにおいては、きかんしゃトーマスみたいな存在。
アフリカのコンゴにとっては、燃え狂う恐ろしい暴走トーマス。
ベルギー王レオポルド2世(在位1865年〜1909年)が、苛烈な植民地支配をして、搾取や虐殺を行ったことによるものでしょう。
2度の世界大戦では、スピードバンプの役割。
どちらの大戦でもドイツ軍の行く手を止める力はなく、わずかにスピードを緩めることはできたと言いたいのでしょう。
近隣の国を始め、ヨーロッパの人々に共感されいたので、それなりに的を射た説明のようです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ドイツのことわざ。
「学校はベルギーのようなもの。必ず通らなければいけない」
●オランダではこう言われている。
「ベルギーはオランダとフランスの間のメンテナンスの悪い延びた道路」
●おお、我が国が気づかれてる。
●それはカオスなきかんしゃトーマス?
↑デーモンきかんしゃトーマス。
●スピードバンプに失礼だろ。
●ドイツ軍はベルギーのせいでスピードを落とさなくちゃいけなかった、2回も!
●とても謙虚なベルギー人の意見として、これは正しい。
●いったい誰がこのスピードバンプのアイデアを考えついたんだ。天才だろう。
●ええと、ベルギー人はみんなの戦うスピードを遅くするのが得意だったってことかい。
↑第一次世界大戦では、彼らはいくつかの要塞を持ち、ドイツの歩兵たちをかなり打ち負かした。するとドイツ軍はさらに大きな軍力を投入し、ベルギー軍は蹴散らされた。
だが、自分たちの鉄道網を破壊し、海水により土地を洪水にさせたので、ドイツ軍のフランス侵攻を困難にしたんだ。
↑その遅延で第一次世界大戦の成り行きがドラマチックに変わったんだよ。もしフランスが準備できる前にドイツ軍がたどり着いていたら、イギリスは大戦に参加してなかった。
国のイメージは視点や切り取り方によってずいぶん変わるものですね。