2019年08月02日 12:52

「うちの5歳児は美術館でこの絵を見て…6分くらい笑っていた」

 

5歳児を笑わせた絵画00
アートの評価は、人、文化、時代によって大きく変わるものであり、見る者によって感じ方は千差万別です。

「この絵を見てうちの5歳児は、美術館のど真ん中で6分間ほどげらげらと笑っていた」
この説明とともに、海外掲示板に投稿されていた絵画をご覧ください。

No caption needed, apparently from r/trippinthroughtime

たしかにユニークな絵画……5歳児のツボに入ったのもなんとなく共感できますね。

場所はコロンビア美術館で、コロンビア人の著名なアーティストによる作品だとのことです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●「母上、栄養が必要です。ミートローフをお願いします」

↑「メープルシロップが切れてるよ」

●心から思うのだが、これが描かれた当時は、同じようにおもしろかったのだろうか。あるいは時代が変わって面白くなったのだろうか。

↑これはボテロ(※)の作品で、彼はまだ生きているし、多分におもしろさを意図していたと思うよ。
(※コロンビアの画家・彫刻家。 フェルナンド・ボテロ - Wikipedia

●ボテロの作品は笑っていい。
5歳児を笑わせた絵画01
5歳児を笑わせた絵画02

↑コロンビアとその有名人を知っている人がいてくれて嬉しい。

●これは名前は何ていうの? どこにあるの? きっと自分も笑ったと思う。

↑ボテロの作品で、ボゴダにある美術館。何年も前にふらっと入って見た。たくさんの裸の太った女性とオレンジでいっぱいだった。

↑この絵は「セーラー・ボーイ」と呼ばれている。

●最もすばらしい点は、5歳児がこの絵によって感情を揺さぶられたこと。
よく考えると、我々はアーティストが作品を作るときにオーディエンスに何を訴えようとしているかはわからない。だからどんな方法であっても心に触れたとしたら、その絵は常に生きる。その5歳児はこの絵にくすぐられ、響いたんだ。

●アートは主観なので、好きなように感じるといい。

●ボテロは私をも笑顔にする。


フェルナンド・ボテロ氏は、最もコロンビア人らしい芸術家と言われ、とにかく風変わりな、太った人や動物が作風だそうです。

子どもに響くのもちょっと理解できますね。

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