「うちの5歳児は美術館でこの絵を見て…6分くらい笑っていた」
アートの評価は、人、文化、時代によって大きく変わるものであり、見る者によって感じ方は千差万別です。
「この絵を見てうちの5歳児は、美術館のど真ん中で6分間ほどげらげらと笑っていた」
この説明とともに、海外掲示板に投稿されていた絵画をご覧ください。
No caption needed, apparently from r/trippinthroughtime
たしかにユニークな絵画……5歳児のツボに入ったのもなんとなく共感できますね。
場所はコロンビア美術館で、コロンビア人の著名なアーティストによる作品だとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●「母上、栄養が必要です。ミートローフをお願いします」
↑「メープルシロップが切れてるよ」
●心から思うのだが、これが描かれた当時は、同じようにおもしろかったのだろうか。あるいは時代が変わって面白くなったのだろうか。
↑これはボテロ(※)の作品で、彼はまだ生きているし、多分におもしろさを意図していたと思うよ。
(※コロンビアの画家・彫刻家。 フェルナンド・ボテロ - Wikipedia)
●ボテロの作品は笑っていい。
↑コロンビアとその有名人を知っている人がいてくれて嬉しい。
●これは名前は何ていうの? どこにあるの? きっと自分も笑ったと思う。
↑ボテロの作品で、ボゴダにある美術館。何年も前にふらっと入って見た。たくさんの裸の太った女性とオレンジでいっぱいだった。
↑この絵は「セーラー・ボーイ」と呼ばれている。
●最もすばらしい点は、5歳児がこの絵によって感情を揺さぶられたこと。
よく考えると、我々はアーティストが作品を作るときにオーディエンスに何を訴えようとしているかはわからない。だからどんな方法であっても心に触れたとしたら、その絵は常に生きる。その5歳児はこの絵にくすぐられ、響いたんだ。
●アートは主観なので、好きなように感じるといい。
●ボテロは私をも笑顔にする。
フェルナンド・ボテロ氏は、最もコロンビア人らしい芸術家と言われ、とにかく風変わりな、太った人や動物が作風だそうです。
子どもに響くのもちょっと理解できますね。