中国人のスイカ好きは異常? 世界生産量の7割は中国で食べられている
スイカは日本でも夏の風物詩といえる人気フルーツですが、世界で最もスイカが好まれる国は中国で、圧倒的なのだとか。
中国のスイカ生産量は世界の7割近くを占め、輸出分はその内の1%程度と、ほとんどが中国国内で消費されています。(中国人口は世界の2割)
China leads the world in watermelon production and consumption - People's Daily Online
世界のスイカ総生産量は1億1700万トン、中国では7920万トンが生産されているとのこと。
年間の消費量は、およそ160億個。人口が14億弱なので、ひとり平均10個以上は胃袋に収めている計算になります。
あまり食べない人や、旬以外の季節も考慮すると、スイカ好きの人にもなれば毎日のように食べてないと追いつかないペース。
それもそのはず、中国ではスイカは夏バテのときの食事代わりに食べることも多いのだとか。半分に切ってスプーンで豪快にすくうのもポピュラーな食べ方のひとつだそうです。
中国で広く食べられるようになったのは1000年前。南宋の時代には大量に栽培されていました。