アメリカの荒野を5日間さまよった男性、木の実や虫を食べて自力で生還する
アメリカ・モンタナ州の自然保護区域「セルウェイ=ベターロート・ワイルダーネス」で、馬に乗って家族旅行をしていたカデン・ラガさん(25歳)。
家族の馬が足を痛めたことから、最も体力のあるカデンさんが代わりに歩いて登山口を目指すことにしました。
ところが道を間違え、独りで荒野をさまようことになったのです。
5日も歩き続けたというカデンさんは、妊娠中の妻に「無事に帰ることを約束して」と言われたことを思い出し、川の水を飲み、木の実やコオロギで飢えをしのぎました。
すると幸運なことに、たまたま救助隊がヘッドランプを消し忘れたまま就寝したことで、明かりが灯っていることにカデンさんが気づいたそうです。
不運によって道を間違えたものの、それと同じくらい、自力で生還できたことは幸運が重なった結果だと語っています。