アメリカの大富豪デイビッド・コーク氏が死去…厳しい意見が相次ぐ理由
8月23日、アメリカの実業家デイビッド・コーク氏が亡くなりました。日本ではなじみが薄いかもしれませんが、2019年のフォーブス世界長者番付で11位、ブルームバーグ・ビリオネア指数では世界7位の大富豪(資産は約5兆円)。
10億ドル(約1060億円)以上を寄付するなど慈善家でもあるのですが、海外掲示板ではバッシングとも言える厳しい意見が多くを占めていました。
コーク氏が有名なのは実業家として以上に、地球温暖化は嘘だと否定する主張を繰り返していたこと。
豊富な資金力を背景に共和党候補者や運動に影響を及ぼし、彼を支持しない人々からは環境破壊者であると批判されていました。
そのため彼の訃報に対する感想は厳しいものが目立っています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●彼の活動は報いられたね。いったいあの世にどれだけの財産を持って行けるか考えてみよう。
↑そこが自分には理解できないところ。中年になって強欲になるのはわかる。だが高齢なのになぜ? 何を得るんだろう。仮に本当に彼が地球温暖化が嘘だと信じていたとして、なぜ環境を破壊するんだ。地球に優しい方が世界は住みやすくなるだろうに。死に近づいていくときに他の人間を犠牲にして最高利益を得ようとする利点は何なんだ。
↑たまに悪者は、悪者になるためだけのことをする。
↑「オレは勝者だ、おまえらは負け犬だ」
●われわれが待ち望んでいた真実を知らせてくれるヘッドラインだな。
↑(投稿者)同意。
●まるで地球が腎臓結石を通したかのようだ。
↑(投稿者)腎臓結石は本当に苦痛で、出ていくまで、害でしかない。
●真面目に彼なら、殺された若者の血液を使って、永遠の若さを手に入れる方法を手に入れると思っていた。
↑彼は前立腺がんから20年生きたんだ。命を伸ばさなかったとは言えない。
●巨大な財産も彼が死ぬことからは守ってくれなかったんだな。
↑こういう大富豪は、死ぬ数時間前に自分の人生をどう振り返るのだろう。
↑おそらく「金が好き。家族との時間を減らしてもっと稼げばよかった。地球より先に死ぬのは残念だ」
↑死ぬ寸前に「もっと金があったら」
●アメリカと人類にとっては、この汚れたクソ野郎がいなくなったことで少しましになる。
●やっと今週良いニュースを聞けた。ひどいことを言うようだが、彼は金のためにとり返しのつかない害を及ぼしてきた。
●大富豪が死んだが、何も価値のあるものは失われていない。皮肉だな。
●「慈善家」と聞くと、まず警戒してしまうようになった。
●これは良いニュースだ。アメリカの貧困層にとって彼はひどい疫病以外の何ものでもなかった。
↑アメリカのではなく世界の。
●彼の兄は残念なことにまだ生きている。
●死んでよかった人がいるが、彼はそのひとりだね。
彼に否定的な人だけではないと思われますが、慈善家にしては評価は高いとは言えないようです。