「アメリカにはサンタクロースの大学がある…これが講義の様子」
アメリカのショッピングモールでは、12月になるとサンタクロースが子どもたちと写真を撮ったり、話を聞いたりするサービスがあります。
そんなサンタさんたちをトレーニングするために、毎年8月になるとサンタのための大学が開設されるそうです。
People studying to be Mall Santas in Noerr Programs Santa University. from r/Damnthatsinteresting
アメリカ国内には大きなショッピングモールが270以上もあるため、それぞれのショッピングモールで訓練を受けたプロのサンタさんたちが活躍するのだとか。
そのため毎年8月になるとカリフォルニアで「サンタ大学」が開催され、トレーニングが始まるのだそうです。
雰囲気とコスチュームがあれば誰でもなれるというわけではなく、履歴を調査されたあとに、集中講義を受ける必要があるとのことです。
こんなに大勢のサンタが一斉にトレーニングを受けていると圧巻ですね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●よくわからない……。なぜ1人よりたくさんいるんだ?
↑全ての候補者は潜在的にサンタのエッセンスを持っている。
だが1度に1人しかなれない。これにより毎年サンタの情熱を高いままにしておける。そうしたことは第15章に載っている。
●ハイランダーシステムのサンタワーク。25日までには1人なんだ。かなり厳しいんだ。
(※映画「ハイランダー/悪魔の戦士」では戦士たちが殺し合い、最後の1人が宝を手にする)
↑本当の理由は、彼らはサンタの代表だからである。1日の終わりに子どもたちが何を欲しがったかをサンタに報告しなくちゃいけないんだ。やんちゃだったかどうかとかね。本当のサンタさんだと小さな子どもに伝えると安心させるんだ。
●本物は中央の少し右にいる。
●親戚のおじさんがサンタになるためのトレーニングをしていた。とても真剣に考えていた。彼の説明によると、家族を亡くしたなど、つらい境遇の子どもたちがやってきて話をしたがる。サンタは子どもたちを傷つけないマジカルな存在で安心できるそうだ。
各家庭に必要かどうかは議論の余地があるが、学校には必要だと思う。彼らは子どもたちの希望なんだ。
↑そうだね。うちの店舗では冬場にクリスマス・ディスプレイをする。みんなが知っているパレードや、クリスマス映画で宣伝されているような感じのを。
全フロアをクリスマスっぽくしていき、最上階は大きなクリスマスショップ。サンタのオフィスが隣にあって、彼と仲良くしているよ。
●「サンタトレーニング101にようこそ。本日はショッピングモール・サンタになるための全てを説明します。
ルール1:子どもにいたずらしないこと」
●真面目に言うと、ふるまいが悪い子どもや親へ対処のしかたも教えている。
●なんとなく最終試験はデス・マッチのような気がする。
「残るのはたった1人なんだ!」
●「来週は我々の『ホーホーホー』の試験を行う。第7章を参照してください。
●魔法使いにしか見えない。
こんな風に真剣にトレーニングを受けていたとは。そして、そろそろクリスマスを考え始める季節になったのですね。