「20年以上経ってから離婚した夫婦に質問、その理由は何ですか?」回答いろいろ
熟年離婚が増加しているのは日本だけでなく、アメリカでもこの20年でかなり増えたそうです。その理由が気になるところではないでしょうか。
「20年以上の夫婦に質問、そんなに経ってから離婚を決めた理由は何?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●そろそろ離婚の手続きをしようとしている。結婚して19年、付き合ってから22年。
子どもたちは成長&自立して、3人のうち2人は運転もできる。ほぼ手がかからなくなった。
そして妻の注目を1日に5分くらいしか向けられない。彼女は起きてから寝るまで、もうチャットアプリだけを見ている。新しい男に会ってランチをしたり(「単なる友人よ」と言う)、セラピストから多くのメッセージが来たりしている。もちろん浮気だが、彼女は誓ってしてないと言う。iPhoneの位置サービスも出かけている間はほとんど消えている。
半年前に、彼女は付けまつげ、アイブロウ、日焼けサロンなどを始め、ジムに通ってエクササイズもするようになった。月3〜4回はマッサージへ行き、そして「何をしていたのか」だとか「今日の晩御飯には帰るのか?」を尋ねると怒る。
●結婚して30年の友人の話だが、もう離婚の話を10年前からしていた。ただし離婚するほどの理由もなく、ケンカもしていない。むしろ仲が良いほどであった。しかし2人の間に愛情はなかった。
実用的な理由で別れず、子どもの共同の親として効率もよかった。お互いに好きでもあり、ほとんどの人よりいい結婚だと言い合っていたほどである。
数年前、そろそろ時期が来たと弁護士を立て、全ての財産を50:50に分け、すんなりと離婚した。元夫のほうは子どもが簡単に訪ねられるように、元妻のところから数通り向こうに家を借りた。
離婚して半年後、夫は元妻に新しい彼氏を紹介し、ダブルデートをしたりしている。お互いの子どものところにも4人で行っている。
↑なんと物分かりのいい進め方なんだ。
●うちの両親は結婚30年後に離婚した。父親はひどい男だったので、ようやく離婚したときには私は18歳で、驚きもなかった。父親は浮気をしていたが、最後に離婚を求めたのは彼のほうだった。
すでに6年経つが、母親が今ほど幸せそうなのは見たことがない。
●夫がこっそりストリップクラブに通い始めた。いろいろな口座から週に200ドル(約2万2000円)も抜き、私の収入もそこに回った。
ランチの合間などあまりに頻繁に行くので職も失った。子どもがまだ小さいので彼がセラピーに行くことを条件に一緒にいることにしたが、彼はセラピストに正直ではなかった。そして1年前にまた同じことをしていると知った。さらに一番下の子が今年高校を卒業する。
みんなの最善のためにと20年間がんばって、この9月で21周年だった。22年目は希望していない。
独りになることは怖いし、彼のことを嫌いではないし、彼も悲しく思うだろう。だが彼の近くにいることで、毎日私の魂が裂けそうになるので離婚するつもり。
●セラピーに行って気を変えた。10年くらいずっとみじめで、ようやく助けを得ることにした。そして自分の結婚について話ができるようになったら、そこからすぐ抜けたくなった。
最後に思うのは、ひどい結婚生活を我慢していたのは独りになるのが怖かったから。セラピーを通して多くの助けてくれる友人や家族がいることをヒモ付けされた。誰かと付き合う気はないが、それは私が独りというわけではない。
●父親が何度も浮気していたので母親がそれに疲れてしまった。さらにアルコールの問題があり、両親ともワーカホリックである。父はすばらしい女性と再婚し、母も再婚した。
●結婚して15年、一緒になって20年。高校時代からの相手だった。だがそのうち、みんなの初恋は別人になっていることに気づいた。そしてそれはもう変わらないことにも気づいた。みんなにとって一番幸せなのは、70歳まで一緒にいてうらみつらみを思うよりは、平和なうちに別れることであると決断した。
●うちの両親は22年の結婚生活に終止符を打った。お互いに愛もなければ、好きでもなかったと思う。子どもが生まれたので、子どものために一緒にいただけ。
●結局離婚しなかった。25年の結婚生活のあと離婚の手続きを踏もうとしていた。ただ子どものために数年我慢することにしていたら、子どもが成長して出て行き、するとまた妻と恋に落ちた。2人の関係が戻った。一緒にいてよかったと思っている。
いろいろなケースがあるのですが、一番多いのは子どものために一緒にいたのが、成長してしまうと理由がなくなるというケース。
人生が長くなっているので、再婚も増えつつあるようですね。