「世界一学費が高いスイスの学校『ル・ロゼ学院』…いったいくらだと思う? 」海外の反応
TIL that the most expensive school in the world is the Institut Le Rosey in Switzerland.
王侯貴族や大富豪の子女が通う「ル・ロゼ学院」“Institut of Le Rosey”という全寮制の寄宿学校で、生徒の年齢は日本の小中高に相当します。
学費だけで10万8900スイスフラン(約1200万円)。海外就学旅行費などの諸経費は別途必要なのだとか。
生徒400人ほどに対し教師は150人ほどいるため、授業は5〜6人の少人数制。
1〜3月の間は高級スキー・リゾート地のグシュタードにキャンパスを移動し、授業は午前中で終了、毎日スキーを堪能できるとのこと。
超のつく裕福層の子女が通うだけあり、クオリティの高い教育環境のようです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●うん、誰もがその学費を払えるわけじゃない。
●いったい何の言語で生徒は学ぶのかな?
↑英語かフランス語だよ。
●これは教育の質のために支払う金額じゃないんだよ。子どもが他の傑出した裕福なヨーロッパの子たちと友人になるためだよ。この子らは30年の専門家よりも強いSNSの繋がりを持つようになる。
↑リッチな子どもの教育ポイントだね。能力よりも、連絡先や人間関係は「その」仕事を得るのに究極的に重要である。
↑こういうのは今後も変わらないと思う。
↑いつか変わるさ。
●もう鉄から金を作る方法とか、そこで教えるべき。
↑ある意味で教えてる。
●何を知っているかではなく、誰を知っているか……だ。
↑そうだね。これが理由で大学では出来るだけ多くの友人を作っておくことが大事なんだ。最初の仕事は友人を通してだった。次の仕事は最初の仕事のときに得た連絡先からだった。そしてそのあとは大学時代の友人を通してだった。
●アメリカのロックバンド「ザ・ストロークス」のリードボーカル、ジュリアン・カサブランカスはその学校の出身だよ。なんてパンクなんだ。
↑ギタリストのアルバート・ハモンドJr.もそうだね。
(ザ・ストロークス - Wikipedia)
↑なんてこった。リッチなやつらめ。
↑ジュリアンの父親は音楽プロデューサーで、母親はスーパーモデルだ。
●そこが母校の友人がいるよ。大学の中で最も甘やかされたやつだった。スキーシーズンになるとランチ時間に抜けて行くらしい。多くの子どもが4〜5つ星ホテルを借りて、スキーではなく部屋でパーティをしていたらしい。
●その近所にある全寮制の寄宿学校に通っていた。そこも大勢の大富豪の子息が通っていた。ル・ロゼ学院ほど高額ではないが、そんなに大きな差ではない。
大きな違いと言えば、うちの学校は罰則があり、週末の夜に勉強させたりして、キャンパスから出られなくしていた。薬物で捕まると退学処分だった。
ル・ロゼ学院の罰則は全てお金。授業をさぼると罰金。ケンカするとさらに罰金。バスで吐くとそれも罰金。
●アメリカの私立はどれくらいかかるの? イギリスの寄宿学校のトップクラスのは年に4万ポンド(約560万円)くらい。
↑平均は4万ドル(約435万円)で、トップクラスは5万〜6万ドル(約540〜650万円)だよ。
●Wikipediaの最後を読んで苦笑いした。
生徒の出身・国籍が1つだけに片寄らないよう最大10%までのクォーター制(上限制)を採用する前は、いくつかの特定の国籍が大多数を占めていた。
1950〜60年代は大半の生徒がアメリカ人、イタリア人、ギリシャ人。1970年代はアラブ人、イラン人が増え、1980年代は日本人、韓国人、そして1990年代はロシアの財閥の子たちが3分の1を占めていた。ロシア人は他の生徒を脅すことで悪名高く、ロシア国籍でない生徒が辞めていった。
●グシュタードのキャンパスの近くに住んでいたことがある。そこにいる小さな子どもを見ていつも驚いていた。それは……「この子たち全員が、すでに8歳なのに自分が将来なれないほどの金持ちなんだ!」というように。
一般人には想像もつかないほどリッチな人々が通う学校のようですが、結構日本人も通っているようです。
(2012年に日本国籍の生徒は24名、日本語教師は2人:ル・ロゼ - Wikipedia)