全長2.8mのワニに噛みつかれた男性、目を突いて助かる…オーストラリア
オーストラリア・クイーンズランド州ケアンズの男性が浜辺で釣りに興じたあと、全長2.8mのイリエワニ(クロコダイル)に襲われました。
太ももをがっちりと噛まれ、水中に引きずり込まれかける絶体絶命の状況。そこで男性がとった行動は……目つぶしでした。
Australian man survives croc attack by gouging its eye
クレイグ・ディックマンさん(54歳)は野生生物レンジャーをしているため、野生動物には慣れていたとのことです。
そんな彼でも、巨体を誇るワニに背後から襲われては、なす術もありませんでした。
必死に格闘する中で、ワニの唯一の急所は「目」だと考え、可能な限り指を突っ込んだところ、ワニの力が緩んで逃げ出すことができたのだとか。
その際にディックマンさんの手は引き裂かれましたが、自宅まで45分運転して救急を要請、ケアンズ病院まで搬送されました。
もしワニに襲われることがあったら、目を攻撃することで命が助かるかもしれませんが……、人生で試す機会など来ないことを祈りたいですね。