2019年11月20日 21:59

アメリカの研究「夫は、妻の稼ぎが世帯収入の40%以内だと最もストレスが少ない」

 

妻の収入
夫が外で働き、妻が家を守るのが主流だったのも今は昔。

共働きの家庭で、妻がどれくらいの割合の収入があるかで、男性のストレスレベルが変わるというアメリカの研究が話題を集めていました。

Husbands are least stressed

研究はアメリカの6000カップルを対象に15年以上かけたもの。
それによると、妻の収入が世帯収入の40%までなら男性のストレスが最も小さい結果となりました。

しかしながら40%を超えると男性のストレスレベルは高まり、経済的に完全に妻に頼る形になると最もストレスが高くなるとのこと。

単純に収入が多いほどストレスが減るわけではなく、男性のプライドや男女の役割などが影響していると思われます。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●重要な注意:「シルダ博士によると、この研究では、妻の収入が結婚前から高く、その差とこれからのギャップについて前もって知っていた場合は、夫たちは全く心理学的な苦痛を被らなかったとのこと」

↑それはとても重要だ。それは夫が「支給者」としての役割から始まりそれを失った場合は、自分の無能さや失敗が家族を失望させると考え、パートナーが自分を必要としないと感じる。

●その研究対象の年齢グループはどれくらいなんだろう。

↑男性の平均は43歳、女性は41歳。

●完全に誰かに頼っていたら、誰でもストレスになるものではない?

●女性は専業主婦だとストレスがあるもの?
私は独身だけど、専業主婦になることは構わないと思う。ただ世帯収入が2つの代わりに1つだけなのはストレスを感じるかもしれない。

●この研究では、どれくらいの収入かとか考慮されているのかな?
たとえば女性が家計の100%を稼いでいるけど、たった4万ドルと10万ドルの違いはあるのか。その場合の働いていない夫は同じストレスなのか?

↑こういう研究で収入額を考慮に入れていなかったら驚く。確認したら合計収入も考慮されていた。

●夫の自分はパート職で妻の半分の収入。
妻はフルタイムで働き、経済的には彼女が大黒柱と考えることで納得している。彼女の学歴がより高い給与になるからね。
自分は障害者を扱う仕事で妻はナース。自分が80%の家事をして、75%の子どもの世話をしている。
ストレスは妻の収入の多さではなく、他人から見下されたり、妻にだけ働かせる怠け者だと決めつけられること。たまに妻も同じように感じている。彼女も僕がもっといい仕事をすればいいと思っているが納得がいかない。
特にこんな小さな町では仕事の選択が少なく、保育所がとても高い。経済的にも全く道理がいかない。
自分が大黒柱でないことに、怠け者だと思われれることに疲れている。もし女性が専業主婦なら、みんなそれほどさげずむかい? そうは思わない。
もし女性がパートタイムで働いたら感心されるだけだろう。

●結婚したときの目標は、私も十分に稼いで、夫がそこまで働かなくていいようにというものだった。そしてそうなった。ところが人生を楽しむ代わりに夫が無気力になった。
深く落ち込み、うつ病になった。しばらく最低だったが、そのうち彼は私ほどは稼げないと認めるようになった。

●自分は妻がもっと稼いでくれたらすごいうれしいけどな。

●このストレスは、夫が欲しいものを買うときに起きるのだと思う。ゲームや3Dプリンターなど、妻の稼いだお金で買うのは無責任だと感じるからね。

●妻が自分より稼いでくれたら、すごく早くローンが返せるので有頂天になるよ。

↑それは合計収入が増えるからで、もし同じ総収入で妻がほとんどを稼いでいたら?

●夫だけがそれを感じるわけではない。特に子どもがいるときは女性も同じことを感じる。

●思うに男性のほうが収入が少ないという状況になる2つのタイプがあると思う。
1.妻が医師、あるいは給与の高い専門職で、夫は普通の仕事。
2.妻が普通の仕事で、夫が失業中。
両方の男性を知っているが、2番の男性はストレスがずっと高い。


男女の役割については、まだまだいろんな社会的ハードルがあるようです。

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