「エジプトの大ピラミッド、建設当時はこんな風に白く輝いていた…」海外の反応
ピラミッド建設当時はどんな造形をしていたか、ご存知でしょうか。
ギザの大ピラミッドについては、紀元前5世紀にギリシャの歴史家ヘロドトスが「歴史」に記していますが、そのときでさえ建設から2000年が過ぎており、すでに廃墟となっていました。
4500年前の姿をご覧ください。
上が現在の大ピラミッド。
下が建設当時の大ピラミッド。
化粧版によって真っ白でピカピカに輝いていたとされ、さらに頂上部分は金ぴかのゴールド仕様だったのです。
電気も重機もない時代に、230万個の巨石を積み上げたとは驚異でしかありません。
当時の人はどんな思いでこれを見ていたのでしょうね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これが4500年以上も前のもので、今も存在しているだなんて理解が追いつかないほどクール。
人造建造物で最も高いという記録を3800年も持っていたんだ。もう自分の最もお気に入りの刻まれた石の建造物だよ。
(記録更新は14世紀のイングランドのリンカン大聖堂(160m):参照)
↑なぜ再建できないのかな。古い木造でもないのに。単に石の上に石が重なっているだけだろう。2〜30億ドル(約2〜3000億円)くらいの石灰岩とゴールドを用意すればいいだけなのに。何千年以上も保存性のあって、もっと見た目が良いすばらしい建造物となるぞ。
↑それはギリシャがアテネのアクロポリスを再建するとか、イタリアがポンペイを再建するみたい話だ。
そのままにしておくんだ。もし新しいピラミッドを見たいなら、新しく別の場所に建てたい。
●いったい頂上のゴールドはどうなったんだ。
↑えっとまずそれはゴールドではなく、石灰岩を金箔で覆ったもの。
いくつかはエジプトの博物館に展示されている。「ピラミディオン」“Pyramidion”と呼ばれている。
(Pyramidion - Wikipedia)
●4000年保証付きだ……おおおお、あとスフィンクスに鼻の整形するだけ。
●時代を経るにしたがって、外国からの侵入者たちが要塞、橋、城壁、住居、モスクなどを建てる際に、ピラミッドの表面にあった石灰岩を持ち去ったんだ。
すでに加工されていて都合のいいところにあったからだ。
↑同じことがローマのコロッセオで何百年も起こっていた。
●「なぁ、ラムセス、この砂漠に何が必要かわかるか?」
「何でしょう?」
「巨大な三角だよ」
↑「同じことを考えていました」
↑ちなみにラムセス二世がファラオになったときは、すでにピラミッドが建って1000年が過ぎていた。
●当時をより正確に描写するなら、周辺には植物と一緒に描くべき。さらにすごい景観だったと思う。白い神殿が緑地、あるいはジャングルのど真ん中にあったんだ。どちらかはどの説を支持するかによる。
↑ほい。
諸説あるにせよ、何千年も前にこれほど壮大なものが存在したのは驚きでしかありませんね。