獄中からネット詐欺…ナイジェリアの服役囚が1億円をだまし取る
2001年頃から「ナイジェリアの手紙」と呼ばれる国際的なメール詐欺が横行するなど、ナイジェリアはネット詐欺が盛んなイメージの強い国ではあります。
(ナイジェリアの手紙 - Wikipedia)
なんと禁固24年の刑に服している男が、世界各地から最低100万ドル(約1億円)をだまし取っていたことが判明しました。
Nigerian Scammer, H-Money (Hope Olusegun Aroke) who is serving a 24 year jail sentence for Fraud, has been discovered to have masterminded $100 million scams from prison. pic.twitter.com/6cXV10LhtY
— Africa Facts Zone (@AfricaFactsZone) November 18, 2019
首都ラゴスの刑務所に服役している男の名は、ホープ・オルセグン・アロケ。
4年前に詐欺罪で捕まり、24年の刑を宣告されていました。
ナイジェリアで最も警備の厳しい刑務所に収容されていたのですが、慣例に反してインターネットや携帯電話を自由に使っており、刑務所の職員が金銭で買収されていた疑いが持たれています。
詐欺は複数の共犯者と組んでいたと見られ、偽名で2件の取引口座を作り、妻名義で複数の高級車や、豪邸を購入していたことがわかっています。
具体的な詐欺の内容は捜査中のため明らかにされていませんが、投獄されてからも億単位をだまし取るとは……世の中から詐欺がなくならないわけです。