「有名人のチャリティ活動の呼びかけって…こんな感じがしない?」注目を集めていたツイート
欧米では「ノブレス・オブリージュ」の精神が浸透しており、「富裕層は寄付やボランティア活動などを通じて弱者を救済するのが義務である」といった考えです。
そのためチャリティ活動などでは、有名人が率先して参加を呼びかけているのですが……。
こうした現状に対する、ネットユーザーの「率直なツイート」が海外掲示板で議論となっていました。
Yep from r/WhitePeopleTwitter
「自分の冷蔵庫には1000個のチョコレートバーがあり、友人の冷蔵庫には1つしか入っていない。
そして自分は友人にその1つをホームレスにあげるべきだとプレッシャーを与える。
これがセレブのチャリティアピールである」
裕福層が寄付をするのは素晴らしいことに間違いありませんが、日々の生活に追われている人にとっては、必要以上にプレッシャーを掛けられている側面もあるのかもしれません。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●大企業が二酸化炭素排出量を減らそうという広告を出すとき。
↑怒りが誘発される。
●いったい誰がチョコレートバーを冷蔵庫に入れるんだ。
↑暑い国の人々。自分はイギリス人だが、去年の夏はそれをしなくちゃいけなかった。
↑夏に45度になるところに住んでいた。
●どうだろうな。
砂糖はきっとホームレスの人々にはよくない。
なので気持ちと祈りを与えるべきかもな。
●テーブルの上に300個くらいクッキーがあり、自分が299個を取って、友人に「残りの1つは移民に取られないように見張っていてね」と言う。
●友人が上司に賃金アップを要求したら、欲張ってはいけないと言われたことを思い出した。
●でも、セレブがチャリティをするときは、たいてい大きな金額だよ。10万ドルとかね。その上で、一般人に可能な金額をと求めている人が多い。それは5ドルくらいで十分である。
●多くのセレブはミリオン単位のお金を寄付しているけどね。
●セレブのチャリティは、正しくはこんなかんじ。
「100個のチョコレートバーを寄付します。だけど目標額に達するには1万個のチョコレートバーが必要。自分は影響があって有名なので呼びかけるけど、もし1万人が寄付してくれたら、これを成し遂げられる」
影響力の大きな人々の呼びかけによって、成し遂げられていることが多いのも事実ですね。