「通勤に1時間かかる人は、会社のそばに住む人より、いくら給与が多くないと満足できないか…」ストレスから考察した研究結果
勤務先が遠いほど、拘束時間と手間が増え、日々のストレスもかかります。
海外のストレス研究によると、
「通勤に1時間かかる人は、職場まで歩いて行ける人にくらべて、給与が40%多くないと満足できない」との結果が出ました。
a person with a one-hour commute has to earn 40 per cent more money
研究は、通勤時間によるストレスや心の重荷について調べたもの。
通勤時間が長いほど大きな精神的負担となり、1時間かかる人と職場まで歩いて行ける人では、給与に40%の差がないと不満が埋められないという内容です。
実際に拘束時間が長くなり、その分だけ自由時間が短くなるので、納得できる部分はありますね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●だいたいそんなものだと思う。オフィスまで20分歩いている。もし1時間20分かかるところに働くことになったら、給与が最低40%アップしないとやらない。
↑給与を40%を上げてもらうことを考えるけど、では逆に、通勤時間が1時間減って40%の給与削減されるとなったら応じられるかどうか。
●今日、自分は給与を40%多くもらわないといけないと知った。
↑現在の職場で2か月ほど片道1時間45分かけて通勤していたが、パートナーと同乗して50分になった。給与は40%上げてもらうべきかわからないが、多分断らない。
●ニューヨークから40マイル(約64km)のところに住んでいる。
通勤のせいで1日8時間が12時間勤務になるけど、ドアtoドアではもっとかかる。それだけで50%の時間がプラスされることになる。さらに公共の交通網(バス、電車、フェリー)は月に600ドル(約6万5000円)もかかる。さらに2つの州の税金を払わなくてはいけない。都市部の仕事は20〜30%ほど給与が高いけど価値に見合わない。
専門職の男性知人は都市部のため給料が2倍になった、それでも彼は自分の時間が欲しいのでやらなかった。
●ニューヨーク在住で地下鉄で40分かけて通勤している。家から駅までは一筋で、職場のビルに電車が停車するので、そう悪くはない。
だが昔は職場まで歩いて15分のところに住んでいた。全く違う体験だった。電車やバスなどを取り扱わなくていいのは大きな差があった。
↑父親をしているが、前は通勤していたが今は自宅仕事が多い。
●シアトルの郊外に住んでいる。都市部までは片道1時間半かかるが、家から7分のところで働いているので、週に数回自宅でパートナーとランチが出来るのはすばらしい。
●正直この結果には驚かないね。長い通勤時間を数年ほど体験した。これは人生を乗っ取られていく。まだ朝が暗いうちに家を出て、仕事が終わると少なくとも1時間はどこかに座るのでリラックスはできない。
小さなことでも計画が必要になる。ちょっと気分が悪いときに、今帰るべきか悩んだりする。
●今日、人は人生の12分の1を使って繰り返し同じ場所の往復をしたくないと知った。
●ちょっと待って。この内容を上司に見せてくる。
●在宅で9時5時の仕事をしている。オフィスに毎日通うほうがお金がかかる。
●1日に2時間は無為に消えていく。
↑1年に250日働くとしたら、その通勤時間は20日分となる。
都市部に働く人は通勤時間が長めですが、都会は給与が高いこともあるので迷いどころですね。