インドで「道路から500m以内は酒の販売が違法」になったとき…めちゃくちゃ強引に解決したバーがあった
インドでは飲酒運転事故が多発したことから、2017年に「主要な道路から500m以内の店で酒の販売禁止」との最高裁判決が下されました。
それにより、大きな通りから500m以内の酒場や酒屋の多くが閉店する事態となったのですが……。
かなり強引な「抜け道」によって回避したバーがありました。
500mを「距離」ではなく「道のり」と解釈することで、法的に逃れられる論拠としたのです。
こんな屁理屈は通用しないだろうと思いきや、なんと通用してしまったとのこと。
最高裁判決をひどいと思うインド人は多く、他にも同様の抜け道を考え出す人が続出し、マスコミや市民も後押しする雰囲気だったことから、徐々にこの判決は有名無実化していったようです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●想像するに、酔っ払いが道路に急に出てしまわないように、法で防いでいるんじゃないかな。なので迷路は役に立っている。
↑酒気帯び運転を防ぐために高速道路の近いバーが禁止された。どの道路からでもということではない。
↑酔っ払いが迷路で行ったり来たりしているところを想像してみろよ。出ようとして脱水症状で死ぬ。
↑これは大型車両の運転手がお酒に釣られてやってきて、その後事故を起こすというのを防ぐためだよ。道路安全上のものだ。
●バーはどこ? その小さな青い小屋?
↑(投稿者)多分そうだと思う。
↑そうだよ。どこか知らないが規則はそれほど厳しくないようだ。
↑インド人だが、インド南部で起きた話。そこのバーには2種類のタイプがあり、1つはみんなが知ってるようなバー。でもそれは高級なホテルに併設されている。
もう1つは庶民向けの「そこらのバー」。それはほったて小屋に毛が生えた程度で、トディやアラックやその他の安酒が出てくる。そしてこれは後者の方だ。
●「ここから5分以内に出られる人は運転して帰れます」
●酔っ払いの誰かは道に迷うな。
●迷路? あるいは壁を形成した長い道?
↑酔っぱらっていたら迷路になるんだ。
●テキサス州に住んでいたときに「完全にヌード」クラブというのがあり、その建物がキリスト教の本屋と近すぎることで閉鎖を迫られていた。
宗教施設から1000フィート離さなければならない法律があった。それで彼らは入り口を建物の表から裏に移動し、その本屋から入口まできっちり1000フィートにしていた。
●これは巧妙なビジネスマンのアイデアで全員をハッピーにする。人は得たいものを得て、帰るころには酔いがさめる。
●火事になるまでは問題はないな。
●帰りたいときに問題だ。
●ここの郵便屋は小包を投げ入れるしかないな。
運転をしている最中にバーが目に入って飲みたくならないようにとの配慮から生まれた判決だとのことです。