2020年01月23日 13:37

ほとんどの「ガン細胞」を識別して殺す免疫細胞をカーディフ大学の研究者が発見…治療に革命をもたらす可能性

 

キラー細胞
依然として日本の死因の1位は男女ともにガンであり、治療方法の進歩が期待されています。

カーディフ大学の研究者たちがゲノム編集技術により、ほとんどのガン細胞を殺せる革新的な免疫細胞を発見したと英ガーディアン紙が報じています。

Immune cell which kills most cancers discovered by accident by British scientists in major breakthrough

ウェールズにあるカーディフ大学の研究者たちは、ゲノム編集によってバクテリアと戦う免疫細胞を探していたところ、偶然に全く違うタイプの細胞を見つけました。

この新しいタイプの免疫細胞は今までに見られなかった受容体を持ち、健康な細胞には見向きもせず、ほとんどのガン細胞に対して攻撃的なふるまいをするとのこと。

ガン細胞は発生した臓器ごとに構造が異なるため、従来の療法では一部のガン細胞のみしか識別することができませんでした。

現在までの研究では、皮膚、血液、大腸、乳、骨、前立腺、卵巣、腎臓、子宮頸など、ほとんどのガンを死滅させる万能性を見せています。

早期利用、安価、副作用のリスクが低いなども見込まれており、ガン治療の突破口となるのではないかと期待されています。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●注目ポイント
・早期の利用が見込まれる:治療法として承認されたら、末期患者に対して早くて11月には使用される。
・安価で即効性がある:このユニバーサルなT細胞は、コスト削減に多大に貢献するだろうと期待される。
・一般的なガンに効く:この新しい受容体を持った免疫細胞は皮膚、血液、大腸、乳、骨、前立腺、卵巣、腎臓、子宮頸がんに効果がある。

↑もし末期患者で余命90日未満とかの患者なら、安全性なんて重要かな? もし希望者を募れば、数日で死ぬより自主的に選ぶ候補者はいると思う。

↑ただ、このニュースはテレグラフ紙の記事だけど、BBCの記事ではもっと慎重な論調だった。

●わお、将来的にすぐ入手可能な治療薬でガン治療に役立つことを想像してみよう。近所の薬局で買えるんだ。それはすごいこと。
本当にこれがすぐに承認されて大量生産されたらいいな。期待の治療法のニュースはよく聞くが、なんとなく今回のブレイクスルーは違う気がする。

●家族にガン患者がいる人なら、この手のニュースは頻繁に目にする。そして99.999%は期待外れなんだ。そしてめったにないことだが、タキソール(がん化学療法において用いられる有糸分裂阻害剤)のように当たりのときもある、
ガンの新治療法はこの何十年の間にたくさん出来てきた。数えきれないほどの失敗と数少ない成功によって大勢の命が救われる。

↑母親が2年ほど闘病生活をして、先週の日曜日に他界した。この手のストーリーは本当によく聞く。本当にいつか効果のある治療が確立するように願う。なぜならガンは最悪の病気だから。

↑不幸にも、ガンは治癒するのが困難な病気である。それは1つの病気だけではなく、何百何千もの病気だからである。ガンは「プログラムに含まれたバグ」だと考えよう。

●「サイエンスでもっとも興奮するフレーズは『発見した!』という報告ではなく、『ちょっと変だ…』というものである」 ─アイザック・アシモフ

↑本当にそう思う。偉大な発見のいくつかは偶然だった。インシュリンもペニシリンも偶然で、何百万人の命を救った。偶然の発見は信じられないほど興奮する。

●すばらしい、2050年に会おう。

↑自分が必要な頃だ。

↑2050年に可能性がゼロよりましだろう。

●今回の発見に該当する項目。
・ガン細胞を殺す。
・健康な細胞を殺さない。
・研究室以外でも機能しそう。
・大きな製薬会社が特許を独占して値段が高くなる類ではない。
・副作用は取るに足らないレベル。自己免疫が機能したままで異物として扱われない。ガン細胞だけが攻撃される可能性が高い。
・簡単に投薬を試せそうなこと。インフルエンザやインシュリンの注射のようだと想像。これが効果のある治療となるなら、安価で保険も適用され、人生からガンを消してくれるのではないかと思う。


まだ研究段階でBBCなどは慎重な扱いのようですが、今後に期待したいと思います。

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