漂着した携帯電話から場所を特定…行方不明のカヤック愛好家が救出される
アメリカ・フロリダ州南部の湿地帯をカヤックで独り旅していた男性(67歳)が遭難し、消息不明となりました。
ところが男性の携帯電話が岸に漂着。その座標データから居場所が割り出され、無事に救出される出来事がありました。
Kayaker lost in Everglades rescued thanks to washed-up phone
先月末に消息が途絶えてから5日後に、彼の携帯電話と所持品が漂着しているのを公園管理者が発見しました。
その数日前の座標データが残っていたことから捜索地域を絞り込みが可能となり、漂着地点の数マイル離れた場所で男性が見つかりました。
男性は救命胴衣だけで丸2日浮かんでいたと言い、脱水、低体温、けいれんなどの症状はあったものの病院に搬送後は安定しています。
男性の家族は救助関係者に感謝の言葉を伝えるとともに、命があったことは奇跡だと喜びを表しているとのことです。