2021年02月13日 12:00

蛇口をひねったらビールやブランデーが出てきて住民を驚かす…インド南部のアパート

 

インドの水道からビールやブランデーが出てくる00
インド南部のアパートで、水道の蛇口から「茶色い水」が出てきて住民たちを仰天させました。

その正体は、ビール、ブランデー、ラム酒などのアルコールだったのです。

India residents surprised to find beer, brandy, rum mixture coming out of kitchen faucets

インドの水道からビールやブランデーが出てくる01
場所はインド南西のケーララ州。

アパート18世帯の住民がリビングや浴室の蛇口をひねると、明らかにお酒の匂いのする茶色い水が噴出。お酒と言ってもとても飲めるようなものではなく、土混りで異臭を放っていました。

その理由は、近所にあるホテルのバーの従業員が前日に地面に穴を掘り、賞味期限切れの酒類6000リットルを廃棄したため、井戸水が汚染されたというもの。

ある家庭は、水が使えなかったことから当日は仕事も学校も行けず、住居の近くにバーの使用を認めるべきではなかったと不満を漏らしています。

苦情を受けた自治体は毎日5000リットルの水を提供しているものの、とても住民たちの需要には追いついていないとのこと。

専門家によれば、アルコールを除染するには1か月ほどかかる見通しだそうです。

ちなみにケーララ州は、インドで最もアルコール消費量が多い州だとのことです。

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