女性2人が誓いのキス…北アイルランドで初の同性婚カップルが誕生
イギリスは4つの国(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)からなる連合国。
すでに他の3つの国では同性婚が認められていたのですが、北アイランドでも今年の1月に新法が施行され、初の同性カップルが誕生しました。
First same-sex marriage takes place in Northern Ireland during LGBT history month - YouTube
北アイルランドの首府ベルファストの近郊にあるホテルで結婚式を挙げたのは、ロビン・ピープルズ“Robyn Peoples”さん(26歳)とシャーニ・エドワーズ“Sharni Edwards”さん(27歳)。
「夢のようで、信じられないほどうれしい」と語るエドワーズさんによれば、初のカップルとなったのは偶然であり、思ってもいなかったそうです。
Their wedding is a landmark moment for equal rights in the country https://t.co/jz7gFEmvo3
— The Telegraph (@Telegraph) February 11, 2020
イギリスの同性婚に関する流れは以下の通り。
2013年2月 庶民院(下院)で、7月15日 に貴族院(上院)で同性婚法案を賛成多数で可決
2014年3月29日 イングランドとウェールズで同法律、施行
2014年12月16日 スコットランドで同性婚法案が施行
2020年1月13日 北アイルランドで同性婚法案が施行
(同性結婚 - Wikipedia)
北アイルランドでは2017年から政党対立により自治政府の機能が停止しており、今年1月11日に議会が再開したことで施行の運びとなったとのことです。
現在、同性婚や同性パートナーの権利を保障する制度を持つ国・地域は約20%ほど。
日本も渋谷区が2015年に同性パートナーシップ条例を施行していますが、世界的に多様性を認める時代になってきているのかもしれません。