2020年02月20日 12:02

「目の見えない人に『色』をどう説明しますか?」赤・青・緑を言葉で表現

 

目が見えない人に色をどう説明するか
生まれつき目が不自由な人に色を伝えたいときに、なんと説明しますか?

そう疑問に思った人が、「赤、青、緑を言葉で説明されたことのある人」の例をネットで見つけ、感銘を受けたそうです。

Saw this and thought, "Damn, that's interesting." So I figured I'd share. from r/Damnthatsinteresting


太陽の下に私を立たせ、その感じている熱は赤だと言われた。
熱から燃える感じ、恥ずかしい感じ、そしてまた怒りも赤であると説明された。


私の手をプールにつけて、泳ぐときのセンセーション、そして常に感じる涼しさが青であると説明された。青はリラクゼーションのように感じると。


やわらかい葉っぱや濡れた芝生を手にした。緑は生を感じるものと言われた。そのときからお気に入りの色である。


なるほどなるほど。

色を言葉にするのは難しいですが、それぞれの雰囲気を最大限に伝えようとする努力が感じられますね。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●白は何かやわらかくてふわふわした感じ。羽のようで、枕に詰まっているもののような。そしてこれは赤と混ぜるとピンクになる説明になると思う。暖かい柔らかさだ。

↑白は間違いなくリラックスできて、のどかで、禅である。亜麻布や爽快なビーチで晴れた感じ。

↑白はさらに清潔と平和。

●私はそよ風の吹く春に外に立たされ、鳥の鳴き声が聞こえ、花の香りがした。これは太陽の色で黄色である。
そして厳粛なお祝いに出席することになった。とても重要なもので、それが紫である。珍しさと重要性の色である。

↑目に見えるそれぞれの色のスペクトルの説明をしながら、ちょっと考えた。いったいその色をすべて一度に体験するのはどういう感じなのか。虹を見るみたいなものなのかと。
●映画「マスク」でロッキー・デニス役のエリック・ストルツが盲目の彼女に対して似たような色の説明をしている。それがあまりにすばらしかったので、今でもその場面が心に残っている。

↑自分もだよ。見たのは10〜11歳の頃で、その場面は今もずっと心に残っている。

●実際に目の見えない人に色の説明をしようとしたことがある。奇妙だけど茶色がずっと心に残った。
茶色は焼いたパンのにおい。暖かい暖炉のそばに座ったときの心地よさである。誰かに愛されていると言われた気持ち、茶色は良い方法で溶ける感じ。

●高校や大学の親友は盲目だった。初めてハリーポッターが上映されたとき彼女と3時間並んだ。それほど興味はなかったが彼女は映画をどうしても見たがった。
だから映画の詳細全部をできるだけ彼女の耳にささやいて伝えていた。それが自分にとっては最も素晴らしい夜となり、彼女からもいろいろ教わった。良い思い出がよみがえった、ありがとう。

●これは見える人にとっては意味がわかるが、見えない人に意味がわからないのではないだろうか。

●この説明でうまくいくか疑問を抱いている。

●冗談抜きに緑の説明を読んでちょっと涙ぐんだ。なぜその説明が気に入ったのかわからない。間違いなく見える人と見えない人では響き方が違うと思うけど、それにしても良いと思った。

●ほかの色の説明はどうなんだろう。

↑グレーは100人の会計士がミルトン・キーンズの雨の月曜日に、目標の引き上げの話しているようである。

●興味深い。夫は色弱でこの赤の説明を読んで聞かせた。すると彼は異議を唱えた。「違うよ、それは黄色だ。赤はもっと強烈で神経に触る感じ」


色を説明することの難しさがわかりますね。感性や体験によって色の説明は変わるものかもしれません。

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