2020年02月22日 15:30

「お医者さんに質問、患者のもっとも大きな仮病はどんな内容だった?」回答いろいろ

 

仮病患者
医者に対して仮病を使う人がいるそうですが、やはり相手はプロ。そう簡単にだますことはできません。

「医者に質問、あなたが見たフェイクの患者で、一番大きなウソはどんなことでしたか?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。

Doctors of Reddit, what's the biggest case of "faking it" you've ever seen?

●30代の女性が腹部の激痛を訴えて緊急病棟にやってきた。
麻痺するだの押すと痛むだのと言い「今すぐオキシコドン(オピオイド系の鎮痛剤で麻薬で劇薬)が必要」と言う。
緊急医はもしベッドから下りられて、ジャンピングジャック(手足を上下に動かしながらのジャンプ)を20回できたらオキシコドンを与えられると言った。すると彼女は20回やり、緊急病棟から追い出された。

↑その医師はパーソナルトレーナーとしての副業をすべき。

↑私が歯科医の受け付けで勤めているときに来た女性も似てる。歯が折れて激痛だと泣いてやってきて、だが歯医者に歯を見せたがらず、鎮痛剤だけくれと言う。歯医者がチェックしてからはすごく早く追い出されていた。確かに折れてはいたが昔のもので、神経には全く遠かった。

●いとこがメガネを作り、その妹(7歳)もそれをかっこいいと思って欲しがった。
彼女は先生に黒板の文字が見えないと言い、家では目を細め、テレビを見るのにテレビにめちゃくちゃ近づいて見ていた。両親は心配して医者に連れて行った。
目の検査ではすべてを間違えて読んだ。全員がメガネが必要だと思ったが、医師はその検査で必要なメガネが分厚すぎることから疑問を抱いた。
通常は家族も同じように視力の問題がなければ、そこまで悪くないからだった。両親ともに視力は良かった。姉(いとこ)は乱視なだけだった。そこで全員が彼女の行動がフェイクだと気づいた。
医者は彼女の前で、メガネをかけなくてもいいように過酷な目の手術をすると言った。機械をそこに運んできて、今すぐ手術するように話した。
彼女はパニックを起こし、ウソをついていたことを告白した。しばらく彼女は両親から罰を受けていた。

●集中治療室と緊急病棟に勤務する看護師をしている。
そういった仮病はたくさんある。ある日、仮病の常連女性がやってきてトリアージ(治療の優先順序を決定する場所)で、引きつけ発作のふりをしはじめた。彼女がフェイクをするのを100万回と見てきたので明らかにウソだとわかってはいるが、今回はロビーでそれをフェイクだと知らない30人くらいの前で始めた。
ばかばかしくも舌をだらりと下げて床で演技をしているのを見て、周囲は恐怖におののいていた。自分はそこに静かに歩いていって、
「カレン、何をしているの?」
それに応えて彼女は「引きつけ発作を起こしている」と言った。私は引きつけ発作をやめるように言うと、やめた。

↑それを見てフェイクだと知ったときの周りの顔が見たい。

●子どものときに仮病を使えば学校をさぼれると学んだ。週に1度、頭痛のふりをして頭を下げ、その旨を伝えると家に帰れた。
やがて両親に脳神経外科へ連れて行かれると、医者から「もしかして、その子は不満を抱えているのでは、チョコや砂糖を与えてますか?」と言われた。仮病を白状すると、しばらく両親から罰を受けた。

●眼科医だが、盲目のふりをする人は頻繁にいる。トノペン(直接目に当てて眼圧を計る器具)で眼圧を計ろうとすると、ほとんど「それは何!?」とリアクションする。

●何年も前だが、数週間前に後ろから追突された女性患者がいた。
彼女はルーパス(全身性エリテマトーデス)だった。完全に身体障害者の装備(松葉づえ、首のギプス、ひじのギプス、手首のギプス、ひざのギプス)で、ほとんど歩けない状態だった。2度ほど診察し、なんの回復もみられなかった。
土曜日、病院へ行くのに裏道を通らなければいけない用があり、彼女が住んでいる近隣を通った。すると彼女が荷物を両手に持って力強く歩いていた。その時は声を掛けなかった。
そして翌週に彼女はまた現れ、その身体障害者の装備だった。数週間後に証人喚問に呼び出されて、すべてが明らかになった。

●医者ではないが、2年くらい前の職場で。8日くらい病欠する男がいた。電話ではひどい病気だと言っていたが、翌週に復帰するとめちゃくちゃ日焼けしていた。医者の診断書を上司に渡していたが、なぜかスペイン語で書かれていた。しかもどこかのキューバのクリニックだった。クビになっていた。

●医者じゃなく看護師だけど、発作を起こしている患者がいた。別の看護師の同僚と私はフェイクなのがわかっていたので、そのことを伝えた。すると彼女は急に発作を止め、同僚をまっすぐ見て「黙れデブ男」と言った。
彼と私で笑い転げた。その後、同僚は数か月くらいデブ男と呼ばれていた。

●看護師だけど、専門医のカルテ診断に「フィクションの病気」と書かれていた患者がいた。


かなり多くの仮病のストーリーがあったのですが、麻薬を欲しがる系、保険詐欺系、仕事や学校をさぼりたい系のどれかに含まれるものが多いようです。

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