発掘された5000年前の酵母でビールを醸造…いったいどんな味?
ビールの歴史は古く、今から5000〜6000年には、すでにビール酵母を使って製造していたことがメソポタミア文明の粘土板に記されています。
イスラエルの遺跡から5000年前のビール酵母が発掘され、それを元にビールを醸造したそうです。
味はどんなものだったのでしょうか。
Try some 5,000-year-old beer in Jerusalem - YouTube
発掘場所は、古代イスラエルと敵対関係にあった古代ペリシテ人の都市ガテとみられる遺跡。
(※旧約聖書に登場する「ジャイアント・キリング」の元となったエピソード、イスラエル王ダビデが倒した巨人戦士ゴリアテはペリシテ人)
穀物は現代のものですが、酵母によってビールの味と香りは全く変わるとのこと。
ナッツやバナナのようなフルーティな味わいだそうです。焦げたパンの味がするとの意見も上っていました。今後の商品化も検討しているとのことです。
ちなみにビールは水とお茶に次いで3番目に人気のある飲み物ですが、気温が高い地域では生水は腐敗しやすく、安全性と栄養価の高さから重宝されてきたそうです。