100年前に「スペインかぜ」が大流行したときの家族写真に注目が集まる
過去にパンデミックと呼ばれた伝染病は数多くありますが、その中でも最も短期間に大勢の命を奪ったのは「スペインかぜ」(スペイン・インフルエンザ)。
1918年に大流行した人類史上最悪の伝染病の1つです。
激動のさなかに撮影された家族写真が注目を集めていました。
Spanish Flu, 1918. Family Portrait. from r/funny
貴重な100年前の家族写真で、全員がマスクを着用。事の重大性が見え隠れする中……
なんと猫までマスク!
大変な時代に少しのユーモアを持たせたのか、まじめに猫を守りたかったのかは謎ですが、興味深い写真として話題になっていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●当時の人々がユーモアセンスを持っていたと想像するのが難しいが、これはすばらしい。
↑我々は過去の人々の人間味を否定する傾向にある。今とは全く違う生活環境の人々のぼんやりした絵があるだけなので想像しにくいからね。
↑100万年前の猿人のような時代でも、石につまずいて沼に落ちたら人は人を見て笑っているのさ。
●彼らがジョークでやっているかどうかわからないが、ペットも我々と同じ準備は必要である。
●その晩、その猫はマスクを着けられた恨みで、家族全員を殺しにかかるのであった。
↑それは驚きではない。
↑うちの猫は私が編んだ帽子やセーターを着るのが好きである。猫によっては気にしない。
●「ニャオニャオを忘れてはならない」
●かわいい!
昔の人は、害虫・害獣対策や、家畜を守る目的のためだけに動物を欲しがると思っていたので、その時代の人が動物を家族のように扱っているのを見るのはとても良い。
↑これは涙ぐむよ。
墓石「彼は単なる猫だったが、孤独や苦痛の時間には大きな慰めとなるほど人間らしかった」
●今まで100年以上前の知らない人のグループ写真に、こんな親しみを持ったことがない。
●「スペインかぜ」について去年大学で学んだ。聞いたことはあったがそれがどんなにひどいか知らなかった。ドキュメンタリーでは再び起こらない理由はないと言っていた。めちゃくちゃ怖かった。その2年後が今だけど似たような状況になっている。まだましなのは死者はそこまでではないであろうということ。
●おもしろい家族だ。
●彼らはどうやってマスクをゲットしたんだ。
時代は変われど、ペットに対する愛着は変わらないようです。