「ロサンゼルスの大気がこの25年で一度もなかった状況になっている…」注目を集めていたグラフ
新型コロナ禍の中、数少ないポジティブな事象として、世界各地で環境汚染度が下がっていることが報告されています。
ロサンゼルスの1995〜2020年現在までの大気汚染度を、色別のチャートにしたグラフが注目を集めていました。
Los Angeles Air Quality Index 1995-2020 from r/dataisbeautiful
緑は空気が良く、赤系で暗くなるほど空気が悪いことを示しています。
AQI(空気質指数)
緑:良い(50以下)
黄:普通(51-100)
オレンジ:敏感なグループに不健康(101-150)
赤:不健康(151-200)
紫:極めて不健康(201-300)
茶:危険(301以上)
直近のこの2か月は、この25年で一度もないほど緑が長く続いています。
ロサンゼルスではロックダウンが発令され、人や車を始め経済活動が急減したことがはっきりと数字に出ています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●58歳の生粋のロサンゼルス育ちだ。
70年代は空気が悪すぎて深呼吸も出来なかったものだ。スモッグがひどすぎて、サンフェルナンド・バレーやダウンタウン全体を茶色い層が覆っていた。厳しい排気規制と工場の減少で90年代に劇的に改善した。
●デリー(インド)で同じことが起こっている。特にこの2週間は完全に青い空で夜には星が輝いている。
↑そうだね、ムンバイ(インド)に友人がいるが、彼女が言うには「水は青く、空はクリアーになれるんだ」と感心していた。
↑49歳の南カリフォルニア育ち。
同じことを実感しているよ。天気のいい日に友人とサッカーをしていたら胸が痛くなった日を覚えている。40年前はほんとうに悪かった。
●パソコンのHDDのデフラグがもうすぐ終わるな。
↑HDDをデフラグするのを忘れずに。
↑SSDをデフラグしてはいけない。
●過去10年間は良くなっているトレンドだったのも興味深い。このデータで驚いた。
↑テクノロジーは常に良くなっているからね。規制厳しくなっている(特にLAスでは)。だから空気の質は向上していた。このグラフも1970年代と比較したらもっとドラマチックだよ。
↑その通り。60〜70年代のロサンゼルス郊外はものすごくひどかった。
●わお、なぜ1995年の夏はそんなひどいの?
↑もっとさかのぼると1995年さえ悪くないよ。その前がひどい。自動車やその他の改良で、著しく空気の質がよくなったんだ。
●わお、この1か月かそこらは過去20年間で最も長く続いた緑だ。
↑もっと過去までさかのぼっても、それ以来初めて長く続いた緑になる。
●これは1980年からのもっとひどいチャート。
↑1981年のロサンゼルス市民は、4か月連続でひどい空気の中を暮らしていたと思うと怖い。しかもそれが夏で外出の多いときだしね。
●1998年の4月から5月がよくなったのは何があったの?
↑確かエルニーニョの年でたくさん雨が降ったんだよ。
似たような事象が世界中のあちこちで起きているとのことです。